ワイオ時事評論 No.2

尖閣諸島、竹島、北方領土問題を通じて、我々日本人は、中国、韓国、ロシア各国のリーダーたちが、いかに人間性に欠け、正義感などまるでなく、国際法など平気で破ることなど、歴史を振り返れば、容易に分かることである。にもかかわらず、敵を知り、己を知って、何をしなければならないのかが、何もなされずに、時が過ぎ、ここに至って改めて、国民全体が知る事となった。

 

一国のリーダーとして、真の愛国心があれば、将来の自国を思ったとき、決して人間として恥ずかしい行為、言動はできぬものである。嘘ごまかしを平気で行い、他の国からの尊敬を失い、子供たちに、他国を恨むような嘘の教育をすることほど、愚かな教育はない。戦争の、争いの火種を、なぜつくるのか?この度、尖閣諸島問題において、中国の日本企業が受けた仕打ちは、江沢民の反日教育の時から、十分に予測できたことである。

 

そして、日本の教育においては、その、嘘ごまかしの歴史認識を事実として、多感な子供たちに教育している。本来、教育の一番大事な部分は、いかに高い人間性・神性を植えつけるかである。この高い人間性・神性を、世界の歴史の中で、日本民族ほど表現してきた民族は、他に見られない。このことを、黄文雄氏が詳細に教えてくれている。日本国として、黄文雄氏には、感謝してもしきれないほどである。自国の先祖に、真の尊敬と誇りを持てない子供たちには、とても日本の将来を託せる人材としての成長は望めない。七年間のG.H.Qによる日本民族への自虐史観の洗脳は、おそるべき成果をあげている。

 

ワイオ理論が示す領土問題は、かつて、西郷隆盛公が言った、「たとえ国が滅びても、正義を貫け」の、毅然たる態度こそ、最も必要な外交の基本である。目先の自己の、自国の慾のみで、嘘とごまかし、大国の顔色を伺って、必要のない、やってはならない謝罪外交を繰り返す大人の態度を見て、成長期の子供たちは、どのように感じ、考えるのか、少しも頭が働かないのである。領土問題は、教育問題でもあるのだ。子供たちの間に、いじめがなくなるわけがない。

 

田母神俊雄氏は、敵を知り(中国・他国の戦力を知り)、己(自衛隊の戦力)を知って、正しい戦略を立てられる、数少ない、侍魂をもった方である。まさに、防衛大臣、外務大臣に相応しい能力を持たれている。

 

それにしても、これらの問題を通して、日本の知識人といわれる方々が、いかに根元の原因を知らずに、無責任な論評を発しているか、憤りを感じる事は、しばしばである。マスコミが大きな力をもっているだけに、このような論評が、日本民族の誇りを、次第に消してきている。

 

いずれにしても、新しい宇宙の法則とエネルギーにより、自己の、自国の目先の慾のみで行動し、他を犠牲にする、子供の正常な成長を妨げる、これらのリーダーたちは、決して存在できない事を、まもなく全世界において、誰もが知ることになる。そして、高い人間性・神性をもった日本民族の出番である。これらの問題で、高い武士道精神を発揮された方々、田母神俊雄氏、一色正春氏、小林よしのり氏、黄文雄氏、石平氏、河村たかし氏方々は、やはり、新時代創造の役割を、魂の記録として持たれている方々である。