ワイオ時事評論 No.5 医療

国家予算の三分の一もの税金を使う、医療・福祉。

 

我が師、小笠原慎吾師は、普通の人間が当たり前の事として、少しも疑問に思わないことに疑問をもって、追及していった。その中に、人間はなぜ、年と共に老化するのか?という疑問があった。全ての人間は、年と共に、多少の違いはあっても、体力は衰え、運動能力も衰え、他者の助けがなければ、生きていけないのに、自然の動物は、老化して他の動物の世話になって生きている動物はいないし、病気で苦しんでいる野生の動物もいない。しかも、人間のように、医学、栄養学、衛生学などの知識も、全く知らずに、である。

 

医療の世界でも、この日進月歩の物質文明社会において、多数の医学者が、長い年月をかけて、巨費を使って研究してきた。そして、IPS細胞技術も登場してきたのだが…

 

去年のNHKの正月番組で、立花隆氏が、自身の膀胱ガンの治療を兼ねて、世界の最先端のガン治療を調査して回るという内容のものがあった。その結果、ガンは、追求するほど複雑で、治療が難しく、完全にガンを制圧できるのは、まだ数十年から百年の時間が必要ではないか?ということが、結論として報道されていた。

 

二人に一人はガンで死ぬと言われている今日、とても医療が進化したとは言えないのではないか?製薬会社が次々と新薬を出してくるが、いっこうに病人は少なくなっていない。薬漬け医療で、製薬会社が儲かるばかりである。

 

ガンの定義は、「何らかの原因で、無制限に増殖する異常な細胞」である。つまり、二人に一人もの死者を出す病気であっても、その発病の原因が、定かではないのだ。つまり、症状を、軽くする、抑える、止める、の治療は、対症療法であり、原因を正常にして、二度と再発しない原因療法ではない。それが、今の医学の現実である。

 

遺伝子治療も、いつの間にか、表舞台から姿を消してしまっている。やはり、原因療法ではないからである。そして、ワイオ医療が、新しい時代創造の、新しいエネルギーをもって、いよいよ動き出す。ワイオ、ワイオと、いくら声を大にしても、全ては、今までの学問の力で不可能であった事が、可能にならなければ、誰も認める事にはならないのは、当たり前の事である。

 

それにしても、見えない世界、原因の世界を担当している方々の中には、とてもワイオが嫌いで、ワイオなどぶっ潰してやろうとする、凄まじい力が、ワイオの普及を妨害し、新しい力を使っての結果を出させないように、執拗に妨害を続けている。ワイオ関係者は、ここ数年、この見えない世界の妨害者との戦いに明け暮れてきた。長引く戦いの中で、多くの仲間が、戦線離脱していってしまった。この戦いで、満身創痍であるが、小笠原慎吾師の残してくれたお札の力で、何とかここまで生き延びてきた。しかし、この戦いも、ようやく終わろうとしている。

 

医療関係での、新時代創造の核となる御魂は、名古屋大学の椙村益久氏と、松本協立病院の南方慎太郎氏である。