ワイオ時事評論 No.8 資源

日本は、資源がないので、輸入して製品を作り、それを輸出して、経済が成り立っている、貿易立国と言われている。エネルギー資源も、鉱物資源も、ほとんど全部を輸入に頼っている。

 

さて、原因の世界では、資源は、どのように新時代への準備を進めているのだろう。子供が成長して、一人前になり、親から離れて自立していくように、人類も、五千年の時を過ぎて、自立し、親(神・仏)からの守護、導きを受けない時代に入っていく。

 

自立とは、親の、他人の、先祖の、神仏の力を頂かないで、異常事態(悩み、病気、争い、貧乏)を、自分の力で正常に出来る能力、力を持った時である。

人間個人が大人となって自立し、国も県も、市町村単位でも自立していく。

 

そして、日本の自立には、エネルギー資源がないので、その不足を技術力でカバーしているが、エネルギー的には、どの国も不足なく利用できるのは、太陽光である。太陽光発電が、大幅にコストダウンすると、どの国も自立できるのだ。

 

そのために、地震、噴火と共に、今まで使われなかった新鉱石が出てきて、太陽光発電を、大幅にコストダウンしていく。何がその新鉱石かは、すぐ発見でき、コストダウンには、さほど時間は必要ない。メタンハイドレートも使われていく。

 

さらに、気候的にも、暖房、冷房に使うエネルギーも大幅に少なくなっていく。ハイテク産業に使うレアメタル、レアアースは、中国がなりふり構わず、後進国の資源を手中に収めようと動きまわっているが、先が見えていない愚かな行動である。

 

大天変地異の後、レアメタルも、レアアースも、太平洋の海底まで潜らなくても、陸地に採掘しやすい形で準備されている。したがって、世界が経済競争、戦略物資として、自国に優位になるよう、あの手この手で外交に頭を悩ませているが、それも、ここ数年の事である。宇宙の法則は、どの民族が特に選ばれて、神に可愛がられるなどはなく、全てに公平、平等である。

 

戦争や天変地異の混乱時には、ゴールド、貴金属などを持つのがよいとの常識も、もう役には立たない。ゴールドやダイヤモンドの時代は終わり、これからは、あえて持つのなら、銀と水晶である。ダイヤモンドは、身につけていると、マイナスに働くようになっていく。

 

外交問題で、卑劣な国々に囲まれている日本は、ずいぶん長い間、忍耐を強いられてきたが、やがて数年後には、相手国がわびを入れてくる状況になっていく。日本民族は本来、強者にこびへつらうことなく、脅しに屈せず、弱者を優しく助け導く、高い精神性を持った民族である。

 

その民族性を取り戻すべく、現憲法を、全国民の土俵に乗せて、しっかり論議する必要がある。論議するにあたっては、黄文雄氏の、数々の著作がおおいに参考になる。現憲法を守るなど、偽善そのものであるが、土俵に乗った結果、現憲法をよしとするなら、それはそれで仕方のない事である。

 

日本民族の高い精神性を教えている方々は、渡部昇一氏、西部邁氏、日下公人氏の方々で、やはり、新時代創造の核となる御魂の持ち主である。