ワイオ時事評論 No.9 宗教

人間は、思って、考えて、行動して、人間関係ができ、最後に、経済的結果が出る。精神・肉体・対人・経済の順番で。はじめに思う事に対して、一番影響を与えるのが、宗教の教えである。

 

神仏の存在は、善悪の規範であり、すがり、頼り、精神安定剤であり、犯罪に対する言い訳のためにも、大きく働いた存在である。歴史を正しく判断すると、宗教の功罪が、はっきりと見えてくる。一般的には、善なる存在であるが、どうしてどうして、少なくとも半分は、大きな悪なる存在である。

 

決して、オウム真理教の事を言っているのではない。世界の大宗教の事である。功罪を、第三者の立場で冷静に判断できたとき、人間はようやく、親離れ、神離れ、宗教離れができ、自立できるのである。二千五百年の歴史を振り返ったとき、親である神仏の導きを受けた子供、人類が、導きのままに歴史を造ってきた結果が、苦しみ、悩み多き、現実の人生である。この現実は、少なくとも半分は、神の責任での、人間との合作である。

 

ともあれ、宇宙の大元の法則とエネルギーが変わってしまったので、神と人間は、それぞれ親離れ、子離れしなくてはならない。いつまでも神仏にすがりついていると、自立できない。そして、子供の判断で、苦しみを続けることになる。

 

当然、神仏の方々は、宇宙の法則の変化をいち早く、あるいは、ワイオ理論によって、確認しているので、平成二十年末において、人間から手を離した。人間としては、知る由もない事であるが、すでに、今までの神仏の力を頂くどのような祈りも、何万回のお題目も、エネルギーが働かなく、神仏のお陰さまは、結果として出てこないのである。「ありがとう」の言葉も、同様である。

 

人間の必死の願いに、手を離せない神も、わずかに残っているが、もう、人間の手を握る神の手にも、力はない。これが、見えない原因の世界の実相である。さらに言えば、手離さない行為は、人間界において、子供の自立を妨げる犯罪行為であるので、厳しく罰を受けることになる。

 

そう言われても、特には、経済的理由によって、どの宗教団体も、信者の手を離そうとしないのが、人間界の実情である。したがって、手離せない手を、手離してやろうと、天変地異が起こる。つまり、宇宙の大元の大愛である。見えない原因の世界の変化は、見える形にならないと、人間には分からないのだ。

 

深く宗教と繋がっていて、病院で治すことの出来ない患者が、ワイオと縁ができ、ある程度、理解でき、病気治癒の希望を持ちながら、細胞の奥まで入り込んだ宗教の力によって、ワイオから引き離されてしまったという例が、時々ある。難病治癒の可能性を絶たれた人にとって、今や宗教は、極悪なる存在になってしまっている。

 

ほとんどの宗教の精神的呪縛は、恐るべき力を持って、幸福への道を発見した、縁の出来た人間の足を引っ張っている。そのことは、宗教的と言った方が、世の中の全体を正しく表現している。科学的と宗教的の違いを、考えて頂きたい。

 

新時代創造の核となる方々。武田鉄矢氏、小山ゆう氏、福山雅治氏、宮崎あおい氏、松下奈緒氏、高橋英樹氏、北野武氏、八代英輝氏、玉川徹氏、どなたも、テレビでおなじみの方々である。小山ゆう氏は、「ガンバレ元気」「あずみ」の、私の好きなマンガ家である。