◇ワイオ時事評論No.26 縁

「袖すり合うも他生の縁」の言葉があり、人生の中で、夫婦・親子・兄弟・親戚・友人・仕事仲間・師弟関係から、袖すり合う縁まで、実に多くの人間関係がある。

 

この人間関係を、原因の世界から見ると、間違いなく、繰り返す輪廻の中で、過去世において縁のあった方々である。ペットとしての関係の中にも、過去世の関係が、現在の関係の原因となっているものもある。しかも、見える世界の中でだけの縁ではなくて、見えない世界(原因の世界)での対人関係も、しっかりとあるのだ。

 

祖の時代に大きく影響を与えてきた神・仏・先祖に変わって、皇の時代は、過去世に縁のあった「他多(たた)」と呼ばれる、四十九人の方々が、各個人を、新ルールに則り、その人間を絶対に幸せにしてやろうと、自分たちの力が十分発揮できるよう、より早く、しっかり受け入れ体制をとってくれと、待っているのである。

 

この四十九人の方々は、全て過去世において、身近な縁のあった方々ばかりである。つまり、過去世の対人関係が、現在の関係の基になっている。縁とは、過去世から切れることなく続いているのである。そして、今までは、守護神・指導神と呼ばれていた神々も、現在は、協力神として、他多さんの筆頭に、それぞれ固有の、その個人だけに協力・サポートする神がおられる。

 

どこかの神社の神・宗教の神などに、個人の願い事などしても、全く無駄であるし、必要なら、自分だけの協力神と、よい付き合いをしていけばよいのである。

この他多の方々は、地上での肉体を持っての人生を終わった、神のレベルであったり、神に近いレベルの方々である。中には、観音さまが、他多さんと共に協力されている方もいる。さらに、内臓として参加している方々もおられる。

 

ワイオは、こうして書いている私も、非常識な話であると思っているから、読者の方々は、なおさらであろう。しかし、全て、見えない世界の本人と対話して確認した上での情報提供である。つまり、魂の記録に基づいて、今世での魂の目的達成のために、過去世で縁のあった多くの方々が、一個の人間として、チームを組んで存在しているのである。

 

そして、今までブログに登場して頂いた、皇の時代創造の核となる方々も、過去世で深い縁のあった方々である。今は各党に分かれて議論を戦わせているが、千八百年前に、新しい時代、皆が幸福に暮らせる時代を造ろうと、固く誓いあった、志を同じくする同志たちである。ただの誓いではない。魂に、銀の文字で記録するほどの、固い、固い誓いである。

 

石原慎太郎氏が、小異を捨てて、大同につけと言って、維新の会に合わせようとしている。その決断は、千八百年前の魂の誓いを、心の底にしっかりと持っているからである。小異の部分は、時間的、現状判断の方法論の違いであり、話せば分かり合えるし、何よりも、現状が一変するのである。今はそれぞれの魂が、顕在意識に、真の目的のために、小異を捨てて大同につくよう、必死に導いているのである。魂の間では、しっかり、大同団結しているのだ。

 

老将が、プライドを捨て、若武者を立てて、合流している姿には、頭が下がる。石原氏、さすがである。野合などの戯言の批判など、捨ておけばよい。