ワイオ時事評論No.36 記録・記憶・封印

「人間この未知なるもの」アレキシスカルレの言葉である。

 

この未知なる存在を究明し、その全貌を解明したのが、ワイオ理論である。それにしても、人間とは、かくも複雑怪奇、盤根錯節な存在であることを、ワイオを学ぶことによって、実感している。

 

地上天国創造のためには、まだまだ具体的に知らなければならない事が、現実問題を解消するために、たくさんある。つまり、創造の力を与えられていても、その力を充分使いこなせていないのだ。人間は、祖の時代において、繰り返す輪廻の中で、祖の時代であるがゆえに、多くのマイナス記録・記憶をもたなければならない人生を歩かされてきた。子供の段階であったがゆえに、半分は親(先祖・神仏)の責任ではあるが、それもまた、魂の進化において、絶対に必要な事だったのである。もちろん、プラスの記録も、たくさんある。とにかく、マイナスの記録・記憶がある限り、確実に、マイナスの結果を導き出す。したがって、この苦を与える記録・記憶を消し、再びマイナスの記録を記入しない生活をしなければならないのだが。

 

面倒なことに、マイナスの記録を書きこまないための生き方のルールが、変わってしまったのである。人類全体にとって、この重大事が、なぜ予告もなくと思うであろうが、予告となる物事は、はっきりと示されている。世界全体において、今、人間がこんなに努力しても、様々な不幸結果が、異常事態が、少しも改善されていかない事こそが、今までの常識が、様々の分野で通用しない事が、ルールの変化を示している証なのである。

 

マイナスの記録・記憶は、精心的、肉体的、対人的、経済的とあり、罪の意識によって、自ら罰する記録もあり、闇によって強引に記録されたものもある。例えば癌も、過去世の記録によって発生するもの、今世の記録によるもの、他の原因のもの(霊的なもの・物理的なもの・生活習慣によるもの)などであるが、記録によって発生した癌は、今の医学の力では、絶対に完治することはない。必ず再発して死に至る。

 

つまり、記録を消さない限り、完治しないのである。この記録が、遺伝子医学によって消えるかに思われたが、遺伝子は元の記録のコピーなので、完治にはならない。結局、マイナスの記録のないIPS細胞を使って、新しく造り直そうということなのであるが、元の記録は、幽体にある記録なのだ。要はこのマイナスの記録・記憶を、お札・器械で消せばよいのである。また、巷間よく聞くサプリメントや健康器具で、癌が治ったの話も、記録による癌ではなく、癌もどきである。

 

封印は、やはり、闇による封印と、自らの封印がある。全てのプラスの能力は、時にはその場の状況によって、突然マイナスに働くことがある。祖の時代はよくある事であった。失敗・そして、後悔によって、自らの能力を封印してしまう。二度とこのような失敗をしたくないと、深い後悔によって長所の封印も、マイナスの記録としてあるので、封印解除しなければならない。分かりやすい例を挙げれば、全く酒を飲めないか、おちょこ一杯で酔ってしまう人は、酒の失敗による酒の封印の結果での場合が多い。

 

ワイオの仲間たちは、闇との攻防の中で、何度も内臓に癌の記録されたり、能力を封印された事がある。ワイオに真摯に取り組めば、常に攻撃対象になるのだ。しかし、その闇の方々も、ようやくお札に乗って休まれたので、もう闇の攻撃を心配することはない。安心してワイオにしっかり取り組んで頂きたい。