ワイオ時事評論No.41 祖のルールの方々(一)

二千五百年続いた祖の時代のルールを担当した方々がおられる。ルールは、様々な分野において働いており、担当した方々が、役割を終えて休まれていかれる。

 

祖の大元は、「清」の素粒子(10のマイナス23乗)の方の働きであって、祖の時代の人間の思考にも、ルールに基づいて、「清」の方々が、働きとして存在している。この「清」の方々が休まないと、祖のルールの方々も休めないのである。「清」の方が、心境を語られた。

 

「全ての存在、至る所で成り立たせてきた。しっかりと、大きな役目、果たしてまいった。休まねばならんかのう?休みとうない。休ませるのか?」長い年月の労をねぎらい、“皇の時代の「浄」(10のマイナス24乗)の方々、準備はできております。安心してお休み下さい。お札にて送らせて頂きます。”の言葉に納得され、「祖のルールを大元で動かしてきた。最後に気づいて頂き、ありがとう。」との言葉で、十八枚のお札に乗って休まれていった。

 

「銀河のルール」には、金銭の方がおり、強力な金銭慾のエネルギーとなって、祖の時代の中心的な働きをされた。日本全国地図、数枚に、金銭慾浄化カードを並べて、金銭慾の方々に休んで頂いている。浄化が進めば、人々の金に対するあくなき慾求が、しだいに薄れて消えていくことになる。

 

祖の時代には、「先祖のルール」が働いている。その中に、黑弋(←本当は一文字)慾(ヨクヨク)さんがおられる。黑弋慾とは、表面上は、地位、肩書き、資格、学歴、知名度、見た目などでよく見せながら、実際は、ウソ、ゴマカシで腹黒く儲ける働きの役割である。黑弋慾さんは、「ほとほと疲れた。私の出番はここまで。お札に乗って休みたい。」と、心境を話された。黑弋慾さんの働きは、薬漬け医療、商品販売など、至る所に見られる。

 

祖の「人間のルール」の中に、努弩(ドド)さんがおられる。今までの時代は、当たり前に、「頑張れ」「努力しろ」「しっかりしろ」「負けるな」「根性見せろ」「石の上にも三年」「苦労は買ってでもせよ」などの言葉を日常的に使ってきた。努弩さんがしっかり働いていたからである。

 

努弩さんは、「地球に与えてきた力は、まだ衰えてはおらん。」と、強気な発言をしていたが、対話することによって、納得して休まれていった。しかし、各個人の中にしっかり入った努力のエネルギーの方々は、そう簡単には出ていかない。自分がその気になって、お札などを使わない限り、時間がかかる。ルールが変わったという事は、努力を続ければ、必ず、様々なマイナス結果が起こってくるのである。努力とは、嫌でも仕方なく行う、苦が伴う働きのことである。

 

祖の「生活のルール」の中に、笑(ショウショウ)さんがおられる。笑いには、様々な笑いがあり、多くのお笑いタレントが、連日テレビで活躍しているのは、それだけ人々が笑いを求めているという事なのだが、「笑い」の対語に、「泣く」がある。祖の時代は、涙なくして語れない事など、たくさんの涙を流す人生を強いられた。文学にも歌にも、涙の場面がたくさん出てくる。つまり、辛く、悲しく、淋しい人生のバランスをとるために、笑いがたくさん必要なのだ。

 

皇の時代になれば、人は、大声で笑うことも、あざ笑うことも、苦笑も、笑ってごまかすこともなくなって、ミロのビーナスのように、静かに微笑む笑いになっていく。笑さんは、「ずいぶんと役に立っておる。この席も、ちっと笑いが要るのう。これからの大波、越えるにあたり、我、最後の力を使わせて頂く。民の喜ぶ顔が見たい。」と言われた。

 

このように、小笠原師が出してくれた存在を、対話によって確認して、理論への理解を深め、理論の証明をしていきたい。時は確実に、皇へ向かって進んでいる。

 

一日も早く、一人でも多くの人々に、ワイオを知って頂き、流す涙を少なくしたいと思う。