ワイオ時事評論 No.58 マイナスエネルギーの思い

全ての存在は、エネルギーとしての存在でもある。エネルギーはプラスとマイナスの要素をもって、時にはプラスに、時にはマイナスに、その時、その環境、その時代に必要があって、それぞれの役割をもって働いておられる。そしてまた、動物、植物、鉱物の全ての存在が心をもっての存在である。がゆえに、自分の存在、役割、働きが、楽しく、喜びある存在、喜びを与えられる存在でありたいと願っている。

 

しかし、祖の時代の存在としての役割は、上から命じられ、多くの心ある存在が、心ならずも、辛くても、嫌でも、苦しみながら、悩みながら、その役割を果たしてきた。今も、ルールは皇に変わったとはいえ、その辛い役割を果たそうとしている。

 

龠幸札の使い方に、封印解除の使い方がある。上から命じられて封印しているエネルギーさんにも当然、心がある。今を生きる全ての人間が、輪廻を繰り返す中で、自分の本来の魂職として開花すべき能力、または能力開花に必要な様々な能力を、いくつも封印されたり、あるいは闇の策略によって自ら封印したりしているのである。人生の目的である龠幸(幸匐)を実現するために必要な、貴重な能力が封印されているのである。できるだけ早く封印解除しなければならない。何もせずに待っていれば、数年は遅れてしまう。お札を使えば、容易に解除できるのである。

 

さて、封印を命じられたエネルギーは、お札に乗って休むように言っても、なかなかお札に乗ろうとしないのである。黒のお札の強力な吸引力の力をもってしても、乗るまいとがんばっているのである。このエネルギーさんの思いを聞いてみた。要約すると、祖の時代はルールとして、上から言われたことは忠実に守り、従い、実行する、約束事はしっかり守る生き方が正しい生き方として、常識として定着しているのである。それは、エネルギーの方々も同じである。

 

あの小野田少尉が上官の命令があるまで、決して戦場を離れなかった事を思い出す。小野田少尉の精心力、意志の強さは、日本の侍魂を世界に知らしめたが、これこそ祖の時代のルールに基づくエネルギーの働きであり、今もまだ残っているのである。とにかくまじめなのだ。

 

しかし、人間の個性のように、同じエネルギーの働きでも、お札が用意されれば、さっさと乗られるエネルギーさんもおられる。そして、宇宙のルールが変わり、全て、誰でもが、自分の意思で、自分が好きで、楽しく、喜びある働きを自由に選択できる、自分で決めてよい時代になったことを伝えると、今までの辛く苦しかった胸中を語り、喜んでお札に乗っていかれる。

 

時には、全宇宙の全てのエネルギーを担当するムのお方さまに直接、労いの言葉と共に、封印解除の命令を伝えて頂き、お札に乗って頂いたこともあった。最近、まだ上志満を嫌っている方から発せられたマイナス想念のエネルギーさんにも同様に対話して、変身カードさんに乗って頂いた。変身カードさんも、乗るように声をかけるのであるが、祖の常識が邪魔をして、乗れなかったのである。

 

皇の時代のルールによるエネルギーの働きは、お札の力も、カードの力も、本人の意思による行動でなければ、十分に力を発揮できないのである。大人の時代、自立の時代、心の時代なのだ。

 

それにしても、一日も早く、自分の能力を封印解除して、魂職としての能力を開花させて頂きたい。能力としてのエネルギーさんも、切にそのことを望んでいる。

 

日本総研主席研究員の藻谷介氏も、皇の時代創造の核になる御魂さんである。