四月二十五日は大天変地異決行日であった。三月下旬の予定を、人間の準備不足で一カ月延ばして頂いたが、今回は、またも神界の一部、神々のマイナス想念によって妨害されてしまった。全くの想定外とは言えないが、まさかここまでの妨害の思いが強くあるとは思えなかった。
神界は現世の基で、原因の世界。この現世は物質が物体となって見える結果の世界。例えば、コンピューターも神界では、靈眼でしか見えない神機(コンピューター)としてある。今度の大天変地異も綿密な計画の基に、神機がしっかりと働き、地震、津波、噴火が発生する。第一回目の五県は、発生装置によって、数秒の間隔をおいて順番に発生するように仕組まれている。そして、計画通り全てが準備され、決行の時間と共にスイッチが押され、その後、十五分で地震などの現象が起こるのである。その発生装置の配線を直前に切断され、決行は止められたのであった。
以前に神心の事を書いたが、人間が神や観音に進化するためには、当然、神、観音心を持って、人間社会において神、観音に相応しい実績を上げなければならない。進化の条件を満たしたことによって、肉体をもっての人生は終わるのである。神心も観音心も、その目的とするところは、全ての人が幸匐に生活できる地上天国創造である。その目的以外に、少なくとも、皇の時代の目的はない。
しかし、ワイオ理論が示すように、神といえども、祖の時代に強く働くマイナスエネルギーの影響を受けない訳にはいかない。神、観音ともなれば、さすがに人間よりも、マイナスエネルギーの攻撃を受けても、神心、観音心を失う事は少ない。しかし、攻撃するマイナスエネルギーは、その重要な役目を持った神や人間に対して、より強く働くのである。この攻撃は、この度、発生装置の配線切断した神々に対して、神心を封印するという攻撃が強く働いていたのであった。
神々もその思考、価値観において、個人差があり、一部の神々は、その持てる力が強いがゆえの理由もあって、今までの祖の時代の神と人間の上下関係を捨てきれず、人間の分際での思いもあって、妨害行動を起こしたのであった。前回も同様の妨害行動に対し、お札を使ってマイナスエネルギーを消したのであるが、今回はもっとも大切な、地上天国創造の目的意識の神心をしっかり封印されてしまっていたのである。
早速、封印エネルギーさんにはお札に乗って休んで頂いたが、封印エネルギーさんは、日本民族が持っている地上天国創造の役目を持つがゆえに、外国の闇の命令によって、その辛い封印の役目をせざるを得なかったことを嘆いていた。この辛い役割の働きの存在にようやく気付いて頂いたことに感謝の思いを語られ、お札に乗って休んでいかれた。
全てのエネルギーはやはり、プラスに役立つ喜びあるエネルギーとして働きたいと思っているのである。妨害行動をとった神々もまた同じ思いであることに違いはない。次の決行はまだ未定であるが、祖の時代に働いたマイナスエネルギーがゼロに近づかないと、決行出来ないのかもしれない…?時間が延びるほど、苦しむ人は増えていくのであるが…