ワイオ時事評論No.73 ワイオ農法

松本において、皇の時代の農法の実験が、畑三反と水田二反のささやかな面積で始まった。ワイオ理論に関わって、意思をもっていないであろう方々、意思を表現できないであろう方々と日々、対話することによってつくづく思うのは、まもなく起こる大変革を、人間だけがまるで何も知らずにいるという事である。

 

人間以外の全てといってもいい、少なくとも日本の動植物、鉱物の方々は、大変革を知っており、明確に意思をもって、心をもって存在し、それぞれの方々が、来たる新時代に対し、担当の神々や、特には観音の方々に、しっかり変化の内容を聞かされて、悲喜こもごもではあるが、ここまで天変地異が間近に迫った現段階では、精心的にも落ち着いて、静かに時の来るのを待っている。

 

この段階で、ワイオ農法がささやかに実験農場としてスタートしたのであるが、当然、植物の方々は、この農場のことをよく知っており、この農場へ引っ越したい、連れていって下さいと、信号を送ってくる。草木屋さんで苗木を買った時など、どうしても行きたい苗木が、店員の計算を狂わせて、本数が多く届くこともあった。

 

ワイオ理論のおもしろいところは、全ての人(ウイルスから神まで)に、全ての植物、鉱物に大きな影響を与える宇宙の法則とエネルギーの変化であることなのだが、その変化を人間以外の全ての存在が知っているから、話しても分からぬ人間と話すよりも、これらの理解している方々と話す方が、はるかに楽しいという事である。

 

人間の脳には、もう必要なくなって消えていく知識が満杯で、これほど魅力のある話でも、まだ非常識であるがゆえに、なかなか入っていかないのである。人間の思考能力は、結果を見せなければ判断できないほど、まだ低レベルという事であろう。我々は時間をつくっては、野山に、これはと思う方々に声をかけ、畑に来て頂こうと出かけていく。すると道中で、私を、僕を畑に連れてってと信号が来るのである。その都度、足を止めて、当初予定していなかった方々も、ずいぶん畑に来られている。

 

ワイオ農法といってもいたってシンプルで、むずかしい事は一つもなく、誰にでもすぐできる。皇の時代の自然環境が定着するまでの間、一、皇のミネラル水を作物にやること、一、まもなく降ってくる火山灰を、田畑の土によく混ぜ合わせること、一、一番大事なことは、田畑の作物の方々、雑草と呼ばれている方々、病害虫、病害菌と呼ばれている方々に、人間の希望を聞いて頂き、方々の思いもしっかり受けとめて、お互いに争いにならないように、心を通わせ、友達関係をつくることである。

 

この話し合いは、担当の神々、観音さまが、人間と作物方々との間に入って、仲立ちをしてくれているので、とてもスムースに行くのである。人間界のように、既得権益にしがみついて、みにくい抵抗をするような事はないのだ。前もって事の重大さを聞かされているので、人間の気持ちを素直に理解して、協力しようとしてくれるのである。

 

水田にはヒルがいるが、素足で入っても、決して血を吸う事などない。皇のミネラル水の田は、ヒルの方々にとっても、とても住み心地の良い環境になっているので、人間に嫌われたくないと思っているからである。さらに、皇の時代は、全ての存在が自分の自由意思で、好きで楽しく喜びある生き方を選択できることを知っているから、自分が人間たちに役に立って喜ばれるように変わりたいと思っているので、バイオテクノロジーなど一切使わずに、作物自身の力で変化していくのである。

 

そして、今まで食物として食卓に並ばなかった多くの植物の方々が、食卓に並ぼうと変化していくのだ。花の方々も、より変化して喜んでもらおうと、また、食べて喜んで頂きたいと、変化しようとしている。その変化を助けるのが、皇のミネラルであり、皇のエネルギーである。そして、祖の時代に多くの人々に愛されて食卓に並んでいたが、このたび休まれる方々には、できるだけお札に乗って頂き、労をねぎらって休んで頂くようにしていく。

 

とにもかくにも、ワイオ理論を知ったという事は、地上天国創造に参加しながら、今まで味わえなかった多くの楽しみ、喜びを体験し、味わう事ができるという事である。それが、大天変地異によって発生する、多くの心の痛み、苦しみを早く癒す、唯一の方法であると思う。