ワイオ時事評論No.80 花火大会中止

何か大きなこと、大きな変化の前のお知らせとして、「前兆」がある。毎年の夏の風物として定着している花火が、隅田川と諏訪湖と、日本でも屈指の大きな花火大会が、雨のため中止になった。また京都では、大会中に事故が起こって中止となった。

 

これは何の前兆なのか?それは、火薬・爆薬という化学物質の終焉を示す前兆である。火薬は、花火という、皆で楽しめる使い方もあるが、多くは爆薬・爆弾としてマイナスに使われ、ダイナマイトは、建設、地下資源採掘など、プラスに使われてきたが、そのプラスにも使われなくなっていく。自然破壊の道路の建設工事も、地下資源採掘も、ダイナマイトは必要なくなっていくのである。兵器としての弾薬は、当然、使われなくなっていく。

 

私は住所が松本なので、諏訪湖には車で三十分ほどで行けるので、この花火大会を間近で見ようと、今年が見納めになると思って、仲間八人と初めて出かけていったが、ゲリラ豪雨で、開始三十分で中止となった。爆薬さんが、中止の意味をはっきりと話してくれた。さらに化学物質として医薬・農薬・化学肥料・食品添加物など、ほとんどの化学物質が使われなくなっていく。建材として少しは使われていくぐらいである。

 

農薬・化学肥料は、すでに木村秋則氏が全く無用であることを、自然栽培法を確立されて、はっきりと示してくれている。世界一、農薬・医薬を使ってきた、農業界も、医学界も、早くこの前兆を受け止めて、方向転換をしなければならない。いったい農水省、厚労省は何を考えているのだろうか?

 

いずれにしても、大天変地異によって、不要になった化学物質の方々は休まれ、生産も出来なくなっていく。花火大会など、人間が楽しむ事は、神々も一緒に楽しむのであるが、お知らせの前兆と祖の大晦日の大掃除の予定が優先されたのである。