人の本体である魂の記録に、対人縁の記録がある。小笠原師でいえば、前世は島津斉彬公、前々世は安藤昌益、その前は徳川家康、その前は藤原清衡、その前は石崎万治郎、その前はアテルイの父、アクトと、その都度、夫婦、親子、兄弟、友人、師弟、同志、親戚、仕事仲間などの縁によって、対人関係ができている。
縁にはマイナスに働く縁もあれば、プラスに働く縁もある。マイナスと言っても、魂の成長にとって必要な縁である。魂の友、靈の友、靈体の友、幽体の友、肉体の友、心の友、脳の友など、基なる縁に基づいて、様々な友の関係がある。臓器移植も、臓の友の縁であれば、拒否反応は起こらない。
そして、新しい時代創造となると、靈の友(人生の価値観が同じ)の縁があれば、最も良きチームワークを造ることができる。したがって、小笠原師のアクトの時の縁(2000年前)、1800年前の石崎万治郎の時の縁が、大和との最後の戦いが敗戦となり、その時に、理想の国造りをいつの日か必ずやろうと、同じ志をもった者が同志として堅い契りを結んだのである。
そして、現在に至るまで、輪廻を繰り返す中で、その魂の誓いは決して消えることなく、その時のために力を蓄えてきたのである。小笠原師は一貫して、不正義、権力の横暴への強い憤りと、弱き者に対する深い同情心が、その時々の縁によって、同志としての縁が造られ、育まれていた。その集大成として、ワイオ理論が完成したのである。
そして、いよいよの時を迎え、さらに新しい同志の方々が、外国からも、他の星からも集結しようとしている。この方々は、今は肉体を持っていないので、大国常立大神を中心に、魂の休まれた体を探してくれている。アテルイの時の同志、川中島で武田軍として戦った同志、関ヶ原で徳川軍として戦った同志など、天変地異が始まる前に探さないと、貴重なその魂に相応しい身体と顕在意識が亡くなってしまう。神々は大変、責任重大である。そして、天変地異の後、松本の地に新しい同志が次々と集結して来るのである。