いそがしい日々の中で、読書の時間はなかなかとれない。もっとも時間がとれるのが、セミナーへの道中の乗り物に乗っている時である。月刊ウィルは続けて読んでいるが、読みたいと思う著者はだいたい決まっている。やはり、新時代創造の核となる方々の本は、できるだけ読みたいし、読む必要もある。同じ読みたい著者の中でも、購入時に、事代主大神に、読む必要度を確認すると、神は点数をつけて評価してくれるのであるが、100点以上であれば、早く読まなくては!と思う。
ちなみに、有名な著者の本であっても、とても点数の低い本もある。新しい時代がその内容を必要としていないということである。八重の桜(ワイオ時事評論No.48)でも記したが、本、絵、映画、音楽などは、その作者に事代主神が協力して作品をつくっているのであって、特にこの移行期には、事代主神の思いも強く働いており、神として読ませたい、見せたい、聞かせたい作品があるのである。もちろん、本体である魂の思いも強く働いて購入することになるのは言うまでもない。
この度、久しぶりに時間がとれて、数日間、一日に一冊の本を読んだ。その中で、百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」「永遠の0」と、黄文雄氏の「日本人はなぜ特攻を選んだか」は、この時期、やはり読むことをお勧めしたい。今どきの日本人はどのような本に感動してベストセラーになるのか?については興味がある。本を売るための、帯にある何万部突破との宣伝文で購入する気になる人もいるであろうが、やはり感動が、人から人へと伝わっていく結果のベストセラーなのだろう。感動する本を読むと、中古本販売店などで購入するのは申し訳ない気持ちにもなる。
百田氏の二冊の本も、何度も涙の出る感動を味わった。歴史の事実に基づいて書かれているので、なおさらである。八重の桜もそうであったが、日本の歴史に登場する名もなき方々が、いかに武士道精心を発揮して、その人生を歩いたかに感動するのである。戦後GHQの洗脳によって、自虐史観に汚染されてしまった日本民族に、再び武士道精心を呼び覚ます内容の本である。併せて、黄文雄氏の本も読めば、さらに理解が深まる。このような本がベストセラーになるならば、安倍総理が呼びかけている「日本を取り戻す」ことも、決して夢ではないと思う。
百田氏の本を読んだのは、百田氏がやはり新時代創造の核になる魂の一人であるからである。その魂レベルにふさわしい内容の本であった。このような本を世に出して頂いたことにも心から感謝したい。