ワイオ時事評論No.98 動き出したウイルスの方々

 

ウイルスと聞けば、誰もがよいイメージは持たないと思う。エイズ、インフルエンザ、エボラ、サーズなど、病原として、また、コンピューターウイルスに至るまで、みな、悪名である。しかし、ワイオ理論の中では、ウイルスは人間にとって、実に重要な働きをしてくれている存在である。基本的に、この世に存在する、すべての悪、マイナスの働きにも、必要な役割があり存在していると解説している。しかし、歴史と現実を見ると、そこまでも必要悪として許されるのか?と、素直に受け入れることはできないが、それも、その時代を生きた人間の動きで、度を越えたマイナスを止めることはできるのである。これがよく言われる、歴史に学ぶ重要な部分である。

 

病気などによって、人体の仕組みが解明されてきた。苦痛が異常を知らせて、正常に向かわせる。争いが人間の心の働き、精心的成長につながった。皮肉なことに、戦争が一番、物質文明を進化させてきた、反面教師の言葉もある。

 

悪名高きウイルスの方々の働きは、遺伝子の書き込みという大事な仕事をしてくれている。人間はウイルスの働きがなければ、環境に適合して生きていくことができないのである。

 

さて、問題のノロウイルスさんの働きは、体内に蓄積された、不要となった、さまざまなゴミを出しているのである。その働きが、病を正す症状として表現される。つまり、不要なものをため込むと、このように苦しい思いをするのだと、ノロウイルスさんが教えてくれているのである。ちなみに、新しい時代は、不要なものならば、お金さえもゴミとして、痛みを伴った症状となる。症状は基本的に、精心、肉体、対人、恵戝の四種類で、そのゴミの種類により、さまざまな症状となって出てくる。さらにこの時期、ノロウイルスさんが働くのは、間近に迫った人類の大峠を乗り越えるための健康な体力を取り戻すためである。症状の出ていない方々も、ノロウイルスさんのお世話になっている。出すゴミが多ければ、それだけ症状が重くなる。

 

インフルエンザウイルスさんも動き出してきたが、やはり間近に迫った天変地異に際して、大役を果たすための準備に入ったということである。感染防止の手洗い、うがいなどは必要ない。さらにワクチンなど、この度のウイルスに対しては、一切無駄であるし、間に合わない。