ワイオ時事評論No.105 記録破りの大雪

 

以前にも、気象現象(雨、風、雪、雷)の目的は読んで頂いたが、この度の大雪も第一の目的は大気の浄化である。世界全体で発生している異常気象は、やはり祖のエネルギーの減少に伴い、皇のエネルギーの働きが増してきて、人間界から出される様々なみえないゴミの大掃除によるものである。さらに大雪による交通の遮断が、多くの孤立地区を発生させた。これは間もなく起こる天変地異によって、同じく孤立地区ができることの前触れである。また、農業用ビニールハウスが多数、雪の重さに耐えきれずに潰されてしまったのは、やはり新時代の農法への変化の前触れである。

 

新しい農法は、次第に施設園芸の形はなくなっていく。施設園芸は、物質文明の進化に伴って、食生活をしだいに自然から遠ざけていった。自然環境の中で育った、エネルギーたっぷりの旬の作物を食さなくなってきている。日本が世界に誇る食養学、世界に一番認められている日本の食生活が生かされていない。不自然な食生活が施設園芸によって急速に進められてきたのである。

 

皇の時代の気候は、次第に一年中、春の気候に変わっていき、四季の変化による旬の作物を楽しむ形はなくなっていくのであるが、そうはいっても、一気に四季の変化がなくなるわけではないので、農業用ビニールハウスが急速に消えていくわけではないが、いずれにしても、次第に貯蔵食品、長期保存食品の必要性はなくなって、一年中、旬の物を食すことになるのだ。

 

つまり、TPP問題で日本の農業を守れとの反対意見と、日本の農作物は世界一の品質、味も安全性も見た目もよいので、競争に負けることはないとの賛成意見もあるが、食物としては可能な限り、国単位、地方自治単位で自給自足になっていく。

 

さらに、施設園芸や農薬、化学肥料、さらに作物を育てる過程においても、手間のかからない農法になっていくので、食物はどんどん安価になっていく。異常気象での価格の高騰も皆無になっていく。つまり、誰もが生きていくのに日々、必要とするものは、水や空気のように限りなく安価になっていくのである。せっかくの前触れを生かして頂きたい。