日本は、地下資源と言えば、石炭ぐらいしかないと誰もが思っている。それが全国にあると言われても、まして、何の肩書きもない者が突然、現れて、そう言われても、信じられるわけがない。日本全土にわたって、その道の専門家が、地下資源の存在を探し回ったであろうから、そう思うのも当然であるが、この度、確認された場所には、必ず神社が建てられていて、石凝姥(いしこりおめ)大神が、今まで発見されないように、しっかり守ってきたのである。道中、さまざまな方々に出会ってきた。なかには、そんな話はよいと、全く受け付けない方々もいたが、やはり日本人らしく、思いやりの心をもって、遠い所から大事な情報をご苦労さまと、しっかり話を聞いてくれる方々も少なからずおられた。このような心ある人々に出会うと、本当に嬉しく、疲れも取れる。
同じく励まされるのは、その県に入ると、その県の土地守大神が感謝の言葉で労ってくれることである。神界では当然のことながら、ワイオ理論のことも、まもなく起こる天変地異のこともよく知っておられ、土地守の神にしてみれば、この情報を一日も早く、一人でも多くの方々に届けてほしいと思っているので、自分が担当する県に来てくれることを強く望んでおられる。
四国、九州、中国地方を回って、帰路、大阪に入ると、大阪の土地守大神が現れ、この我が大阪にも一日も早くと切にお願いすると深く頭を下げられた。四国の土地守大神は、天変地異の後、多くの人々が関西方面から四国に避難してくると言われた。長崎では、島原の乱の犠牲者と原爆犠牲者、同じく広島でも原爆犠牲者のお札供養をすることになった。原爆供養は、今までにも、二度ほど行ったが、現地へ行かなければできない、この時期だから必要な供養もあるのである。
この、地下資源埋蔵地域の中心の位置にある神社には、国常立大神が災害後の復興資金を用意して、やはり遥か昔から待機しておられる。石凝姥大神、土地守大神、国常立大神、どの神々も、この度の情報提供を心から喜んでおられた。神と言えば、多くの神道系の宗教も、さらに仏教系の宗教も、担当の神がおられるのだが、その神々は役割を終えてすでに休まれていて、先ほどの神々が交代して活躍するとも言える。この旅がいかに重要かは、ワインさまやワソハさま、他の神々から、何度も感謝と激励の言葉を頂いたことによっても分かる。