ワイオ時事評論No.134 拉致問題

拉致問題が、大きな可能性を持って動き出した。今度は、北朝鮮権力の中枢が調査の中心にいるので、これまでとは違って期待できるとのこと。それでも、今まで何度も騙されてきたので、結果を見るまでは信用できない。安易に制裁解除はすべきではないとの心配もある。民主主義のルールでは、多数決で物事を決めるが、集団的自衛権問題にしても、小田原評定で、時間をかけても、なかなか決められない。憲法改正にしても同様である。比べて、北朝鮮のように、独裁体制の国であれば、独裁者の決断によって、事は一気に進む。要は、独裁者の質の問題である。もっとも、民主主義の国にしても、主権者である国民の質によっては、やはり物事はよい方向になかなか進まないことになる。北朝鮮三代の独裁者の質がよいはずがないのであるが、そこを少し話してみたい。

 

実は人間は、基本的に三種類に分類できる。

一、魂が常に一緒にいる本来の正常な状態

一、本来あるべき魂が、時代の変わり目に来て、肉体から離れ休んでしまっている状態

一、生まれた時から魂がなく、魂の代わりに、神か闇の方々に肉体を使われている状態、つまり、祖の時代は、物質文明創造の時代なので、その目的のために、その肉体を使い、物質文明創造を先駆ける役割の方々と、もう一つは、やはり、同じ目的達成のために、様々な苦しみを与えたり、人々を惑わす役割の闇の方々が使っているということである。

 

北朝鮮の独裁者が、どちらの状態の人間であるか言うまでもない。北朝鮮の三代の独裁者のうち、金正恩氏は、少し説明が必要である。彼の場合、一年ほど前に、彼を動かしてきた闇の方が、時代の変化を強く感じ、やはりこのまま闇として終わりたくないと、そして、今まで国民に与えた苦しみから、早く新しい時代へ変わっていけるようにとの願いを、銀の18のお札さんに話し、闇から光に変身したのである。

 

とはいっても、彼一人が変わったところで、何ができるのかと思っていたところ、あの身内であり、側近である者を、たちまち粛清してしまった。せっかく光に変わったが、あの体制はいかんともしがたく、肉体から離れてしまい、別の闇がまた、金正恩氏を動かし出したのかと思っていたが、実はそうではなかったのである。彼が光となり、何かを成さんとすれば、父から受け継いだ独裁体制を、自分の盤石な独裁体制にしなければならない。

 

さらに、朝鮮民族の歴史を考えると、長年、中国の属国として痛めつけられてきた。その中国は未だ、時代に逆行する一党独裁の国家である。この中国と縁を切るためには、中国と強い経済的つながりを持っている側近の粛清は、どうしても必要だったのである。当然のことながら、ワイオ理論と、その持っている力をよく知ったがゆえの行動である。

 

新時代創造のリーダー国、日本と良い関係をつくるために、最も必要な拉致問題の解決こそが、第一にやるべきことであると、よく理解しての行動であり、次は、経済立て直しのための行動が、どのように具体的に出てくるのか、注目されるところである。

 

ちなみに、韓国のパク・クネ大統領と、強力な反日エネルギー担当の闇の方々も、銀18のお札さんの力を頂き、変身された。反日エネルギーが、100%、変わったわけではなく、70%ほどではあるが、公に、親日など一言も出せなかった国にも、近い将来、大きな変化がみられると思う。銀18のお札さんの活躍が、さらに拡大していくことと思う。