ワイオ時事評論No.162 大河ドラマ(一)

テレビドラマの中で、視聴率の高いものといえば、NHKの大河ドラマや朝ドラであろう。原因の世界からみれば、やはりそのドラマの制作には、日本の神々がしっかりと関わっておられる。ドラマに、神々の伝えたい思いがしっかりと入って制作されているのである。


前回の大河ドラマ「軍師官兵衛」は、官兵衛の思いとして、「早く戦を終わらせたい、人は殺さず、生かしてこそ、その命の使い道がある」など、軍師として、常に無駄に命を失くすことを避けていた。“早く平和な世を造りたい。”その夢を秀吉に託したのであるが、天下人となった秀吉にはできなかった。秀吉が死の間際に官兵衛に涙ながらに詫びる。「お主の望んだ天下人にはなれなかった。」と。これが、祖の時代のルールの基での権力者の宿命であるとも言える。そして、官兵衛が死んで11年の後に、大阪夏の陣で豊臣の時代は終わった。その時、焼け落ちる大阪城を見ながら、家康がつぶやく。「如水よ。お主が望んだ世がようやく始まるぞ。」と。……家康と官兵衛は、共に戦のない世を造りたいとの熱い思いを共有できる同志であることが、心の中ではっきりと理解できていたのである。


そして、家康は、官兵衛との心の中での約束を、見事に、ミラクルピースといわれる徳川300年の平和な時代を造り、世界が高く評価する江戸文化を開花させたのである。徳川家康は、小笠原慎吾氏の過去世である。黒田官兵衛は、祖の魂であったが、この度の実験を成功させるために、その高い靈格と能力をどうしても必要であると判断した神界のお手配で、皇の魂に変化して、小笠原師と共に、天変地異の後に肉体を持って出てこられる。我々としては、真に願ってもないありがたいことである。出会いは年末の頃になるであろうか?


ドラマ制作には、御岳山の国常立大神大神さまが中心となって相談し合い、事代主大神が、製作する人間に信号を送って、ドラマが出来あがっていくのである。ワイオに関わる記録のある人間は、魂の間では、皆、家康、官兵衛と同じ心の同志として繋がっているのである。魂の熱い思いを一日も早く顕在意識にしなければならない。