ワイオ時事評論No.179  アジアインフラ投資銀行(AIIB)問題

物質文明の発展に伴い、貿易が盛んになり、経済活動がグローバル経済となり、国際通貨基金(IMF)、国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)、国際金融公社(IFC)、多数国間投資保証機関(MIGA)、アジア開発銀行(ADB)、ブリックス開発銀行、シルクロード基金、国際協力銀行、国際決済銀行、国際交流基金など、多くの国際経済組織やシステムがある。AIIBは、中国の思惑が強く働いての新組織として、経営の透明性が疑問として、日本は参加の是非が問題となっている。


世界の基軸通貨が米ドルに代わって中国人民元の決済となり、すでに人民元決済が急増していると言われている。今や中国経済は、世界で最も大きな影響力を持っていると、そして、日本円はまもなく財政破綻、円崩壊となり、円は紙くずになると警告している評論家もいるのだ。この問題も、原因の世界の計画、動きを知っていれば、論争の必要などないのである。


すでに、原因の世界におけるグローバル経済のエネルギーは2%、米ドル・ユーロ、元、そして、円も、0%である。0%ということは、天変地異など大きな破壊があった時には、立ち上がる力がないということである。つまり、ドルもユーロも元も円も、一旦、休んで、祖から皇のエネルギーの通貨に変わらなければ動けないのである。さらに、大国、大組織である中国、アメリカ、EU、インドなど、国別、民族別、省別、州別などに分裂して、各自治体別の経済に移行していく。日本も8ブロックに分かれて、地方自治体経済が進められていくのである。


全ての国が他国に頼ることなく、可能な限り自立して、貿易は少なくなっていく。ともあれ、天変地異を区切りとして、世界全体が、今までの経済常識から、新しい常識創造に向かい、動き出していくのである。日本のリーダーたちに、早くワイオ理論を伝えなければと思うのである。


なお、中国の思惑については、青山繁晴氏が明確に話しておられる。YouTubeで聞いて頂きたい。日本のマスコミや政治家の無責任さがよく分かる。