ワイオ時事評論No.189 お金のエネルギー

五感で確認できることの全ては、原因の世界のエネルギーが働いて結果を感じ取っているのである。当たり前のことではあるが、結果が出てからでは、手遅れ、後の祭り、取り返しがつかないこともあることは、長い人生の中で、誰もが経験している。だから、結果の出る前の原因の世界の動向を知ることは大事なことであろう。


通貨は、そこに貨幣としてのエネルギーが働くから通貨としての役割を果たすことができる。動物はエネルギーが少なくなれば、疲れを感じて休む。エネルギーが止まれば死ぬ。植物もエネルギーの流れが止まれば枯れる。鉱物もエネルギーがなくなる時は来るのである。


祖から皇への変化は、祖のエネルギーの質から、皇のエネルギーの質への変化である。お金の質の変化は、見た目では分からない。しかし、明らかにお金の意志、心が働いて流れが変わる。それは、やがて全ての人間が実感していくことになる。


エネルギーは、原因の世界で働くエネルギーと、結果の世界で働くエネルギーがある。つまり、お金のエネルギーの原因の世界と結果の世界の状況が分からなければ、必要な経済政策も対策も、国はもちろん、個人も適切な対処はできないのである。


さて、その原因の世界でのエネルギーは、すべての分野において、0%になっている。2014年の4月において、100%、消えており、結果の世界への供給が、その段階でできなくなっているのだ。残りは、結果の世界の蓄えだけである。その蓄えが、残り、どのくらいあるかを調べてみた。


一、国際決済通貨

米ドル2%、イギリスポンド3%、ユーロ4%、スイスフラン4%、円5%一、BRICS

中国元3%、ロシアルーブル5%、インドルピー6%、ブラジルレアル7%、南アフリカ共和国ランド8%

一、その他の低い%の国

韓国ウォン、北朝鮮ウォン2%、シリアポンド1%、イラクディナール1%、イランリヤル3%

一、その他の高い%の国

キューバペソ12%、アラブ首長国連邦ディルハム12%、サウジアラビアリヤル11%、シンガポールドル12%、台湾ドル13%


以上、思いつくままに書き出してみた。高い低いの小差はあるが、いずれにしても祖の時代の終わりは、いかなる経済学、経済政策の力をもってしても、一旦は止まらなければならない。そして、新しい皇の恵戝を一日も早く立ち上げ、世界の見本となる責任が、日本国にあるのだ。