本を読んでいたり、テレビを観ていたりすると、そこに登場する人物の魂の種類を調べたくなる方がいる。皇の魂か?ワイオに関わる記録があるか?と調べ、残念に思うことが何度もある。逆に、それでもワイオに関わる記録のある魂なのか?と思うこともある。
魂には4種類あり、これからの皇の時代を生きるのは、秸の魂が人口の3分の2、皇の魂が3分の1と決まっている。祖の魂は、まもなく終わる祖の時代と共に休まれて、2500年後の埶の時代にまた生まれてくる。祖の魂は埶の魂に進化するのであるが、現在、肉体を持った埶の魂の人はいない。祖と皇に分類されているが、祖にしても皇にしても、その分類上の役割、能力、個性の差に、はっきりとした、絶対的な違いがあるわけではない。つまり、祖の時代は物質文明創造の時代であるから、祖の魂は皇の魂よりものづくりが得意であり、能力があるというわけではない。しかし、絶対的と言えるのは、皇の時代には祖の魂は生きられないことである。
しかし、軍師官兵衛が、祖の魂でありながら肉体をもって新時代創造に参加するというのは、異例中の異例であると思っていた。事の始まりは、群馬県へセミナーに行く途中、真田の地域に入った時であった。背中に信号を受け、武士であることが分かった。その武士とは、次の大河ドラマに登場する真田十勇士の一人、海野六郎氏であった。実を言うと、数日前から、ある本の著者が変身できるのではないかと思っていたので、やはりそういうことかと、海野六郎氏との短い対話で分かったのである。
さらに、群馬から帰った翌日、群馬セミナーに参加した方から、源田実氏のことが頭から離れないとの連絡があった。対話してみると、思った通り、真珠湾攻撃のゼロ戦の隊長として活躍した源田実氏であった。あの攻撃の時、氏の第二、第三の攻撃が聞き入れられず、中途半端に終わったことの無念の思いが伝わってきた。そして、神界に確認をとると、やはり銀18のお札の力で皇の魂に変身させてやってくれとのことであった。早速、調べてみると、全部で65名、現役で活躍している方が9名おられた。どなたも祖の魂であることを残念に思っていた方々であった。
平将門、巴御前、木曽義仲、武田信玄、上杉謙信、真田昌幸、真田幸村、真田十勇士の海野六郎、根津甚八、穴山小介、由利鎌之介、筧十蔵、大谷吉継、島左近、直江兼続、坂本乙女、松平容保、河合継之助、新選組の土方歳三、伊東甲子太郎、山南敬助、永倉新八、原田佐之助、藤堂平助、斎藤一、桐野利秋、田中新兵衛、橋本佐内、岡田以蔵、東郷平八郎、石原莞爾、松井石根、山中鹿之助、竹中半兵衛、大山巌、ジョン万次郎、岩崎弥太郎、佐々成政、清水宗治、広瀬武夫、柴五郎などの方々であった。名前を書きだし、お札は明日にと思っていると、武田信玄公から催促があった。
お札を全部、書き終ると、清水宗治氏からお礼の言葉があった。清水宗治といっても、知っている方は少ないと思う。大河ドラマ軍師官兵衛に出てくる武将で、「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」が辞世の句である。義を貫き、船の上で切腹した高松城主である。
肉体を持たない祖の魂の方々は眠っていたのであるが、神々の要請に応えて、お札に乗られたのである。この度の実験が、日本民族の神界と人間界の総力を挙げて取り組むべき大事業であることは、改めて理解して頂けたのではないかと思う。しっかりと心で受け止めて頂きたい。