ワイオ時事評論No.202 侍魂を持った外国人

ワイオ理論が示す人生の目的は、魂の進化と龠幸(やくこう)の実現である。龠幸とは、完全な幸せのことで、精心的にいつも安定していて、死ぬまで医者の世話にならず元気で、人と争うことは一切なく、必要なものの購入時には必要なお金がある状態である。これは誰でも理解できるし、願っていることであるが、魂の進化とは?というと、分かりづらいと思う。


魂とは、自分の本体、本質で、本当の自分であるのだが、別の言葉で言えば、輪廻を繰り返す中で、肉体を持って体験したすべてが記録されている、その記録の固まりである。今これが自分であると思っている、顕在意識で人生を生きている自分は、実は本当の自分ではない。祖の時代は、本当の自分を表に出して生きることのできない時代なのだ。


ウイルスから人間までの人の魂は、顕在意識とは別に、無意識に、時には意識して、動物であれば人間に、人間であれば神仏に進化したいと願っている。進化の最終段階が神・仏・観音なのである。つまり、神心、仏心、観音心を持った人間が、その心で人生を終わると、来世は、神、仏、観音になるのである。一神教の世界の方々には理解しがたい話ではある。進化のためにはあらゆるプラス、善、樂しみ、喜びを体験し、さらに、あらゆるマイナス、悪、苦しめる、苦しめられることも体験する必要がある。ワイオ理論によれば、聖人・聖者(イエス、釈迦、マホメット、孔子)などの方々は、あの世の地獄の一番の苦しみを体験するところから生まれてくると言われている。


この度の地球の祖から皇への実験を兼ねた移行において、新時代創造の核となっていく方々は、神界より選ばれてのことである。ただし、今から1800年前の限られた時間の中での一定の数なので、この方たちだけが神心、仏心、観音心を持っているということではない。その他、外国にもたくさんの選ばれるにふさわしい方々がおられることは言うまでもない。


さて、表題にある侍魂とは、武士道精心であり、神心、仏心、観音心に最も近い精心性である。今までに分かった新時代創造の核となる方々は、すでにブログにて紹介してきているが、外国人と言えば、台湾の黄文雄氏、中国の石平氏、アメリカの鬼怒鳴門氏、そして、この度、分かったテキサス親父こと、トニーマラーノ氏である。氏のことはYouTubeで知っていたが、著者「大正論」を読んだので確認した。「大正論」にある「正しく批判することをためらうな。もし皆さんが文化的な人間であれば、批判しても新たな関係を築くことはできるはずだろ。」この言葉は、侍魂から出る言葉である。題名にふさわしい内容である。一読をお勧めする。氏の日本好きと著書の特徴ある口語体は、氏の個性を表していると思うので、その由来を探ってみた。

 

氏は過去世、日本に生まれ、江戸前期に活躍した有名な侠客、「幡随院長兵衛」であり、幕末期には吉田松陰の弟子の「河北義次郎」であった。河北義次郎は欧米留学を活かして、神界からの依頼もあり、この度、アメリカに生まれたのである。


「早く、テキサス親父にワイオ理論を伝えたいぜ!」


いずれは、核になる魂の方々の過去世もお知らせしたいと思う。多くは、松下村塾の塾生であったり、明治維新のために活躍した方々である。