ワイオ時事評論No.212 休みゆくマスコミ

マスコミという様々な情報を提供する組織が、多くの人々に多くの影響を与えている。与える影響が大きければ大きいほど、その情報の質は大きな責任が伴う。情報を受け取る側に、その情報を正しく判断できるものさしがあるか?情報の賛否両論を公平に判断できる形の提供ならよいが、とかく権力者に都合の良い情報が主に流される。中国や北朝鮮は特別であるが、権力から独立した形であっても、やはり影響は受ける。


権力とは「他者をおさえ支配する力」であって、一般的には国家権力であるが、その意味から言えば、マスコミも強力な権力を持っている存在である。マスコミによって世論はつくられ、国民は、つくられた世論によって政治を動かす仕組みができあがっている。そのマスコミが、事実を正しく伝えるまともな情報提供であり、真に世界に誇れる日本民族の武士道精心を持った存在であれば何の問題もないのであるが、現実は全く違う。実に反日的、亡国的であり、とても日本国のマスコミとは言えない存在なのだ。悪意を持って自虐史観を垂れ流し、日本の未来を託す子供たちに引き継いでもらわなければならない、日本民族の先人たちが築き上げた高い精心性、武士道精心、誇りを消してしまう所業は、およそ他国には見られない悪行である。


原因の世界を考察すると、祖の時代であるから仕方のないことではあるが、日本国だけに見られるこの現象は、日本民族の宿命とも言える。日本のおおかたのマスコミには、原因の世界での中国、アメリカ、韓国からの反日エネルギーが、戦後のGHQの洗脳エネルギーと共にしっかり入り込み、その結果が、今のマスコミの状態である。つまり、マスコミに限らず、左翼全体であるが、彼らは、外見は日本人であるが、中身は日本人ではないのである。巧みに善人ぶってはいるが、偽善者である。偽善者は、自分は善人だと思っているから、なお始末が悪い。


なぜ日本民族の宿命かと言うと、日本民族は新しい時代創造のリーダーとしての役割を与えられているので、使命を果たすために、より魂をレベルアップさせるための試練を与えられたのである。この試練となる不正義、異常を正常にしようと行動しなければ、試練を乗り越えたことにならない。幸いにして、新しい時代創造の核となる方々が、しっかりとこの不正義と戦ってこられた。この方々は、核として役目を果たせるレベルまで魂が登っておられる。ただし、偽善者の方々は、憎み、恨む存在ではない。そのような悪役、汚れ役を、祖の時代創造のため、核としての役目を持った方々に試練を与えるための役目を与えられた方々である。彼らも反日マスコミの機能も、天変地異と共に休まれていく。そして、皇の時代には、嘘や偽情報は一切、流れなくなり、新時代創造に必要な情報を流す機能のみが残されるのである。