数年前から、高速道などを走っていると、松の木が立ち枯れているのが目に入るようになった。同じ思いの方はたくさんおられると思う。松の立ち枯れは、柏原上山野海岸一帯や、くにの松原など、松林全体が枯れてしまっている所もあるとのこと。原因はマツノザイセンチュウやマツカレハの幼虫だと言われているが、それは表面的な原因である。ワイオで原因の元を解説したい。
松の木は防風林として広く植えられ、家の庭木としても、また盆栽としても、人の手が加えられ、広く愛されてきた祖の時代の日本の代表的な針葉樹である。逆に杉の木は、花粉症の原因とされ嫌われているから、枯れてもよいと思われているであろう。そうそう、松はあの高級食材のマツタケも与えてくれている。枯れたら困る人は多くいると思う。針葉樹全体で言えば、広く木造建築の主資材として使われており、家具などの木工製品もたくさんある。枯れない対策や、枯れたら植林しなければならないのが一般常識である。しかし、祖から皇の移行によって、ルールと共にエネルギーの質も変化したことによって、新しいエネルギーに適合できない植物が出てきている。環境適合能力のことと、皇の時代は動物、植物の全ての命、心を大切にする時代なので、人間のためだけに他の命を犠牲にすることはできないルールが働くのである。
いずれにしても、全ての針葉樹は天変地異の後、数年で姿を消していく。建築の主なる資材はセラミックに変わっていく。数ある針葉樹の中で、なぜ松だけ目に見えて枯れているかというと、松の木自身の希望によってとのことであった。