ワイオ時事評論No.222 移行期の地震

公に公表されている、今後30年間に高い確率で震度6以上の大地震が起こるといわれている日本列島の9カ所は、一、北海道の十勝沖・根室沖80%、一、岩手県三陸沖90%、一、宮城県沖60%、一、茨城県沖90%、一、神奈川県・南関東沖70%、一、静岡県東海88%、一、高知県南海60%、一、宮崎県日向灘70~80%、一、和歌山県東南海70%とのことである。


この地震大国日本の現実問題に対して、地震は予知できないとの見解が、平成25年に国の中央防災会議で公表された。しかし、地震予知は必ずできるとの意見も早川地震電磁気研究所から出されてもいて、将来的にはかなり高い確率で予知が可能になるとのことである。それにしても、地震、津波、噴火、洪水、台風などの自然災害が、なぜ、いかなる目的で発生するのかは解明されていない。人間は自然から大きな恩恵を与えられているが、同時に、大きな被害も受けている。相反するプラスとマイナスもすべて明確なる目的、必要があってのことなのである。それをワイオ理論では「人生の目的は魂の進化と龠幸の実現」として説明し、それは同様に、宇宙存在の目的でもあると思う。


地震大国日本であるがゆえに、地震学も進んでいる。地震の発生究明・対策は、活断層の調査、地殻構造調査や高感度地震計による地震のパターンの解明、広帯域地震計による地震発生の仕組みや発生過程の解明、ケーブル式海底地震計によって海底地震をとらえ、強震計によって地震直後の揺れをとらえる。GPSを使って広域の地殻変動やプレート運動をリアルタイムで観測している。


さて、原因の世界からの解説であるが、今までの2500年の祖の時代においては、人生の目的の一つである魂の進化のための自然からの苦であったために、この度の天変地異の後の皇の時代においては、自然災害は起こらないといわれている。地震の原因は日々、生産されている様々な人間関係による怨念や怨霊エネルギーのたまり場が地震源となっているのだ。たまり場のエネルギーが満杯になれば吐き出さなければならない。それが定期的に発生する理由である。この度は、そのためてあるエネルギーを使って破壊するのであるが、使い場所がすべて陸地にあるので、沖で起こることなく、エネルギーが個々の場に移動して使われるのである。地震の形も今までとは異なり、消滅していく建造物全てが、その建物のみ、直下型で地中に埋没していくのである。したがって、予測されている首都直下型でなく全国に発生する。この莫大な地震発生に使うエネルギーは、地球のエネルギーだけでは足りないので、地球の属する第五宇宙の元からのエネルギーも協力して行われる。