ワイオ時事評論No.225 移行期の山の崩壊

祖の時代を象徴する形といえば三角形、ピラミッドである。企業は社長を頂点として、底辺に平社員がいる。物流も、一旦、市場に集められてから、ピラミッドのシステムに乗って消費者に届く。ピラミッドの流れを使ったネットワークビジネスも盛んである。また、行政の仕組みも同じである。世界全体を見ても、軍事力、経済力のある国がピラミッドの頂点にいて、他を支配する形になっている。そして、自然も同じで、山の形は基本的に三角形である。日本の富士山はまさに象徴的なピラミッドの形となっている。そして、この象徴的な形がことごとく世の中においても自然界においても崩壊していくのである。


山においては、噴火して低くなることは、数少ないがある。日本では磐梯山や北海道の駒ケ岳があり、最近では、1980年、アメリカのセント・ヘレンズ山の標高が約400M、低くなった。しかし、この度は、日本の全てといってよい山が、およそ5合目ほどまで低くなって台形になると予定されている。御岳山でいえば5合目の遥拝所のある辺りが頂上になるのである。今までの人類の歴史になかったことである。


今年は平成27年。27年前に昭和から平成に年号が変わった。この年号は、日本の年号であるが、いよいよ、世界の新時代創造のリーダーとしての計画に基づいて、世界に新しい時代創造の始まりを示すための世界の年号でもある。つまり、三角形の時代の象徴の形がなくなって、全てが台形、上から見ると円の形になっていく。上に立つ長が消え、高い地位が消え、他を支配する大が消えていくのである。さらにいえば、絶対的な存在として遥かなる高き所におられた神々も、今は人間と同じ位置におられて、共に新しい時代創造の協力者として身近におられる。したがって、精神的支柱となっている宗教の存在も、宗教施設も消え、やがて精神的支柱として心の内に入っていたエネルギーも、次第に消えていく。こうして人類は、いよいよ大人として自立の道を歩き出すのである。


とにもかくにも、常識を超えた天変地異による様々な破壊、崩壊、消滅に対する「なぜなんだ?」の答えが、すべてワイオ理論の中にあるのだ。一日も早く学んで頂きたい。絶望を希望に変えて頂きたい。