第三宇宙のマドー星・ミルー星・ヒョンド星・ロンド星など、8つの埶の星の攻撃が、3日の早朝3時半ごろから始まっていた。せっかく防御のために造った感知カバーは、機能を封じる黒い幕を三重に被せられてしまっていて、緊急信号は発信できなかった。朝9時前に異変に気付き、無絶主さまに信号を送るも交信できず、容易ならぬ事態であることを思わされた。交信できる方がどなたかいないかと呼びかけていたら、絶対主さまがやっとの思いで出られた。無絶主さま共々、埶の星に毒を入れられ、対話もできない状態とのこと。日本神界全体が非常事態である。急遽、お札で毒を消し、銀と赤のお札で体力回復を行った。すでに戦いは始まっており、神々にもかなり負傷者が出てきているとのこと。急ぎ龠幸研究会の戦える同士の方々に連絡を入れ、剣と波動砲での反撃をお願いした。参戦できた方は10名。反撃の合間に、負傷した神々に赤10のお札を28枚、奮戦中の神々に赤10のお札を38枚、同じく奮戦中のギャラン星の龍神さま方々に赤10のお札を10枚書いた。会のメンバーが参戦してからおよそ2時間半、敵の司令官の方々、約40名に一投必殺の光の杖の攻撃を行った。手ごたえがあったのであろう。まもなく戦闘は終わった。そして、敵の最高司令官との対話が始まった。この司令官はマドー星の埶の時代の最高責任者ワワハさまの側近の方でライス将軍である。
◇マドー星のライスさま・于由のワインさま H27.10.3
上 あなたは攻撃軍の大将ですか?
マ お見事ですね。まだ、私どもの力には及ばないにしろ、見事なものと
称えます。
上 そろそろ終戦にしますかね?
マ そうですね。幕を引きましょうか。
上 この度の実験の重要性はご承知のことと思います。
マ うん。存分に理解したつもりではいたが、まだ治まらぬ心があった。
上 はい。どのような思いだったのでしょうか?
マ どの星も苦労を重ね、今日に至る。それは、どの星とて同じだ。この苦労の道、至る、その途上で、星の中にもこれだけの差が生み出されました。そのことが、いかにも理不尽であるように思ったわけです。この苦労の差が、あるのか、ないのか、星に、今日の姿になるまでに、何らかの行いの差があるのか、どうなのか、疑問に思います。私たちも決して手を抜いたなどありません。この違いはどこから生まれ、こうなったのか、知らねばならないと思い、来ました。
上 はい。分かりました。あなたさまのお気持ち、最もなことと理解いたしました。我が地球は、ただただ与えられた実験の役目を進めているだけにございます。今のあなたさまの思いは、この実験を計画された于由の大元の方々に対する思いと思います。今のあなたさまの思いに対して、于由のお方さまからお言葉を頂きたいと思います。よろしいでしょうか?
マ 承知した。
上 于由のワインさまですか?
ワ うん。この星にも、どのような運命があるとは、初めから決まってい
たわけではない。それぞれの星が、思いにより、それぞれの道を歩
む。その過程においては、いくらその星が過酷な道を選ぼうとも、手
出しすることは許されず、ただ見守るしかなく、その時は私たちに
とっても非常に辛いものだった。(涙される)あくまでも、この星が
選んだことをサポートするのが、我らの役目と思っている。
上 埶の星のお方さま、いかがでしょうか?
マ 誰かに責任を求めたところで、答えはないということか。この星がそ
う決めたというのであれば、致し方ない。しかし、これからの思い次
第では、いかようにもなるのか?とも思う。
上 ワインさま、お願いします。
ワ 星の選ぶ道は幾千通りもあり、いつどこからが始まりであり、終わり
なのかということは決してなく、あなた方の思いがあれば、その道に
相応しい星の在り方となるでしょう。
上 埶の星のお方さま、いかがですか?
マ (涙されている)よく分かりました。
上 おかげさまで、私どもも最も大事な部分を学ばせて頂きました。埶の星
のお方さま、あなたさまの星とあなたさまのお名前を教えて下さい。
マ マドー。
上 マドー星ですか?
マ はい。ライス。名はライス。
上 はい。ライスさま、この実験を一日も早く成功させ、いつの日かライス
さまに朗報を届けたいと思います。
マ 私たちも色々と考えていかなければならないと思っている。この星があなた方の星に負けぬように磨いていくことができればと思います。
上 はい。この度の実験が、新しい星創造に少しでもお役に立てばうれしく
思います。
マ このような機会を与えて頂き、本当に感謝します。
上 こちらこそ、お言葉ありがとうございました。
マ 納得いたしました。
上 負傷した戦士の方々、おられるでしょうね。
マ 構わぬようにお願いします。
上 少しばかり、お札で治療できればと思います。
マ それは申し訳ないこと。
上 どうぞ。お札を用意しますのでお待ち下さい。
この戦いに参戦した埶の星の戦士、約3000人、日本神界の神々、約4000神。負傷者は埶の星の方、約500人、神々、約1000人。敵味方どちらの負傷された方々にも、治療に必要なお札を130枚使った。埶の星の武器は17種類あり、中には気力を失くしてしまうものもあり、その治療にも赤の6のお札を28枚使った。我々の使った波動砲の威力はすさまじく、体内に入って細胞を破壊したとのこと。その負傷者、約150名にも改めて赤10のお札28枚と、治療水を使った。負傷した戦士の方々はまもなく回復され、宇宙船に乗って帰っていった。
九州の同志このみ氏の靈視によれば、これから天変地異と共に第一回目に噴火する5県のうち14山が、冷凍にされ、噴火できない状態にされたり、新しい時代創造に必要な各種装置120台ほどが、銀色の装置の表面を黒く塗りつぶされ機能を封印されたりしていた。しかし、和解したことによって、噴火山も装置も正常に戻った。
地球のワインさまは、これほどまでに大掛かりな戦いが起こるとは予想もしておらず、我らも神界もかなりの打撃を受け、深刻な状態になったが、時と共に落ちつくと思うと話された。まさに映画のスターウォーズである。これが見えない世界、原因の世界の現実のこととは、誰も信じないであろう。しかし、今、地球は国家間、民族間、宗教間で争っている時ではないのだ。