ワイオ時事評論No.240 政治家の議論

政治家の役割とは何か?言わずと知れたことであるが、法治国家として三権分立の司法、行政、立法の立法を担当し、国の主権者である国民に必要な法律を制定し、国家の発展に務める役割である。世界の歴史を見れば、その国を存亡の危機に陥れた政治的リーダーは多くみられる。国の存亡は、国の名が消えた亡もあれば、経済的亡、国の精神的誇りをなくす亡もある。

 

日本は大東亜戦争に敗け、経済的亡となったが、その後の7年間のGHQの洗脳によって精神的亡国となった。国民は、国の発展を政治家に託す形で、選挙で選ぶのであるから、当選して政治家となった方々は、自分の役割をしっかり理解して、国民のリーダーとして国民を導くことができなければならない。政治家は信用できない、尊敬できないという状態になったら、その国は亡びる方向に進んでいるということになる。そのような政治家を選んだ国民がバカなのか、選ばせた政治家が悪いのか。ワイオ的原因はさておき、政治家の責任の重さを考えれば、当選のためにひたすらお願いしますと頭を下げてとびまわる選挙運動には、かなり違和感がある。政治家になって社会的地位も名誉も得たいのでお願いしますと頭を下げているように見える。しかし、今度の参議院選で当選した青山繁晴氏は、ただ真剣に国のことを皆で考えようと、自分の政策を語りかけただけであった。

 

国会での議論を聞いていると、日本の政治家でありながら、本当に国のことを真剣に考えているのか?と首をかしげたくなる政治家は多い。それに、権力を監視すると言っていながら、放送法を無視して、国民の判断を狂わせるマスメディアにも大きな責任がある。この、とても日本人とは思えない言動の日本人を動かしている原因の世界を調べると、なるほど、無理もないということではある。

 

本来は、自分の本体である魂が顕在意識をコントロールしなければならないのであるが、祖の時代はそういうわけにはいかない。よほど強い政治家としての信念と責任感を持った侍魂がなければ、簡単に他国の闇の餌食になって動かされてしまう。その人物の言動をよく見れば、どこの国の闇が入っているか、容易に判断できる。そして、何よりも政治家として大事なことは、国のリーダーとしての立場であるから、時代の動きを正しく見極める力がなければならない。それは、祖から皇への宇宙のルールが変わる移行期であるこの時、ワイオ理論を知り、日々、変化する原因の世界の動向をしっかり把握していなければ、どの分野においても決して未来を正しく捉えた政策、立法はできない。したがって、喧々諤々の議論も、的外れで無駄な議論、空理空論となっている。

やはりワイオ理論が証明される結果が出なければ、政治家といえども、いや、政治家だから、結果を見なければ重い腰は上がらないか?一日も早く青山氏など、真に心ある政治家の方々にワイオ理論を学んで頂きたい。ワイオに意識を向けさせる結果も早く出さなければと切に思う。妨害さえなければ結果は早く出るのだが。という物言いは、己の力不足を棚に上げた政治家的物言いになるか。