ワイオ時事評論No.243 老化のメカニズム

「人間はなぜ老化するのか?」は、医学的にどこまで究明されているのだろうか?世界一の長寿国日本は平均寿命83.7歳にまで延びた。しかし、同時に健康上問題のない健康寿命との差は、男性9年、女性13年と、これも延びている。長生きしても、健康で余生を楽しめている状態ではないのだ。健康を維持するために、栄養を適切に摂取する、抗酸化物質を摂取する、血糖値のコントロール、性ホルモンを補うなど、多くの健康食品が販売されている。それでも毎年一兆円が医療福祉のために増え続けているのが現状である。国家の財政は苦しくなるばかりだ。

 

さて、ワイオ理論での老化の原因となると、とても簡単で、生命エネルギーに物質エネルギーが混入するからと、それだけである。考えてみると、自然界の動物は、老化現象が見られない。年取ってヨタヨタ、もたもたとしている動物は見たことがない。人間に自由を奪われている動物はそうなるが、他は人間だけが老化するのである。この疑問に対して医学は明解に答えを出していないのだ。

 

物質文明の進化と共に、食品添加物、化学肥料、農薬、医薬、その他、至る所で化学物質は使われている。体内に入った化学物質は火葬によって大気中にばらまかれていることになる。空気中に大量に含まれた化学物質が雨と共に大地に降り注ぐので、純粋な無農薬栽培は無理とも言える。かといって、これらの化学物質がエネルギーとして生命エネルギーの中に混入してくるということではない。化学物質など全く使っていない縄文時代の人々も老化はするからである。確かに化学物質は病気の原因となっており、発癌原因の80パーセントは体内に蓄積された化学物質であると医療を担当する少彦名大神さまは話してくれた。人間だけが祖のルールによって生命エネルギーの中に物質エネルギーを混入されて老化するのである。

 

さて時代は、祖のルールから皇のルールに変わるので、しっかりルールが変わってしまえば、物質エネルギーの混入はなくなるのであるが、ここで問題なのは今まで混入していた物質エネルギーが固まりとなって残っており、自然の状態では外に出ないのである。固まりを砕いて出さなければならない。ここで勘違いしないでほしいのは、物質エネルギーとは別に化学物質はほとんど体内に蓄積していて、特に重金属類は新陳代謝によって体外に排泄されないで病気の原因となっているのである。二人に一人は癌で亡くなるゆえんである。ちなみに癌の文字は山のようにたくさんの化学物質を表現している。

 

この物質エネルギー、化学物質、重金属を容易に体外に出せるのが龠幸札である。老化を止めるには、混入して固まりとなった物質エネルギーを、光の小槌の力も使って体外に出すことが必要である。特に先駆けてワイオ理論を学ばれた方々は、身をもって理論を証明する責任がある。責任を果たして、その喜びを多くの人々に伝えて頂きたい。

 

なお、人間の生命エネルギーは物質エネルギーが混入しなくなることによって、およそ40代で、その後は老化せずに寿命が尽きるまで生きることになる。物質は一瞬にして誕生し、寿命までゆっくり老化していくが、肉体は成長が止まった後、寿命が尽きるまで老化はしない。本当に嘘のような話ではある。