ワイオ時事評論No.250 加計問題

自宅にいる日は、朝食時にはモーニングショー、昼食時には昼のワイドショーと決まってテレビを観ていた。が、YouTubeで虎ノ門ニュースなどを観るようになってからは、食事時もほとんどテレビを観なくなった。テレビのコメンテーターの言葉に、時々「バカヤロー」の思いが出てくる。しかし、虎ノ門ニュースを観ることによって食事時の精神状態がよくなってきた。「そう、そう、その通り。納得、納得。なるほど、なるほど」との思いが多く感じられるからである。

 

今のマスメディアによって偏った情報が流され、偏った世論がつくられていく。加計学園の理事長が安倍総理の友人であったから、行政が歪められているに違いないと、執拗に証拠探しの報道を行っている。野党の追及に対する自民党の対応も、まったくお粗末の一言に尽きる。

 

虎ノ門ニュースなどを観ていると、ずいぶん早い段階から、糾弾されるべきことなど全くないことがよく分かる。安倍総理が内閣改造にあたり、深々と頭を下げ謝罪したのは、加計、森友問題などに対する自民党の対応のまずさを謝ったのであり、そこに罪があって謝ったのではない。やましいことがなかったのだから、隠すことなく、堂々と表面から受けて対応すればよいのだ。

 

加計問題は、文科省と獣医師会の恥を知らない既得権益の問題である。それにしても、高学歴の官僚や獣医師たちの人間としての恥を知らぬ不様な生き方、人生観の低さに、それでも日本人かと思う。高学歴で頭がよいということは、へ理屈はいくらでも言えるということのようだ。それでも“結果オーライ”という言葉があるように、実は前愛媛県知事が全力で四国の獣医師を増やそうとされていたことも、その必要性がまもなくなくなる。なぜなら人間は、宇宙のルールの変化により、天変地異と共に急速に動物性食品を食べられなくなっていく。人間の健康のために動物性食品を食べることがマイナスになっていくことに、次第に気づいていくからである。獣医師の仕事がなくなるのだ。恥じをさらして人生を歩いてきた方々も、ワイオ理論で判断すれば、それなりの役目を時代背景の中で果たしてきたことになる。

 

将来、獣医師、医師を目指して勉学に励んでいる若者たちに、早くワイオ理論を学んで頂きたい。人間と動物たちの関係が大きく変わることを。医療が結果医療から原因医療に大きく変わることを。