ワイオ時事評論No.260 思凝霊

この世を生きる人間の様々な不幸現象を、今の学問とは全く別の角度から探り、その根本原因を解明したのがワイオ理論である。人間のみでなく、ウイルスから神仏に至るまでのすべての動物、さらに肉体を持たずに幽体、靈体で生きている方々も含めての不幸の根本原因の解明もなされた。目に見えない世界に生きている方々は、この世の見える世界に生きている人々の不幸の根本原因をつくっている存在でもある。ゆえに、見えない世界、根本原因をつくっている存在が解からなければ、根本的な不幸現象をなくすこと、取り除くことはできないことは、子供にもわかる話であろう。

 

見えない世界には多くの方々が存在している。神・仏・観音・閻魔・畝魔・鬼、死んであの世(故介)の住人となった霊、物故、浮遊霊、地縛霊、生霊、怨念、怨霊、封印されている霊もいる。これらの存在は、それぞれの個性を持つがゆえに呼び名も違う。そして、祖の時代のルールゆえに、ほとんどが人間の顕在意識から生み出された存在である。ところが、探っていくと、魂の心、靈の心、靈体の心、幽体の心が生み出した霊もある。それぞれの心が強く思った時に発生する。思いが凝って生まれたので思凝霊(しぎょうれい)と分けて呼んでいる。心の働きの思いにはプラスとマイナスがあるが、不幸の原因となるマイナス思凝霊の方々が、生霊、怨念、怨霊とは別に、人生に大きな影響を与えていることが解かったのである。生霊、怨念、怨霊は、自分が他者を苦しめて生まれた霊なので、宇宙の絶対的法則、因果の法則により、その報いとして、同じ苦しみを味わうことになる。仏教にある因果応報の教えである。

 

思凝霊は、自分が真心、正義感を発揮して、相手のために、世のために、人のために行なった行為が、権力の弾圧を受けたり、裏切りにあったり、誤解されたり、濡れ衣を着せられたり、罪の捏造で貶められたりと、祖の時代は2500年の長い時間の中で繰り返し行われてきた。その中で、神を信じ、正義を信じて頑張った者ほど、心に深い傷を負うことになる。今も、いわゆる従軍慰安婦問題、自虐史観教育、加計問題など、日本民族を貶める反日行為は続いている。

 

さらに探っていくと、今から1万年前(45代)、2万年前(44代)の祖の時代に生まれた思凝霊の存在も、同時に生まれた深い心の傷としての記録と共に、今世の人生に大きな影響を与えていたのである。神を信じ、正義を信じて頑張ったゆえに、マイナスの記録も何度も記録され、思凝霊も何人も生み出されたのである。この記録と霊の存在は、もう二度と、裏切られ、辛い思いをしたくないと強く思っており、せっかくワイオと出会っても、人も神も信用できず、せっかくの持てる能力を発揮することを止めて、目立つことなく静かに人生を歩かせようと意識に働く。このような辛く苦しく絶望した時の記録と、その時、発生した思凝霊の方々を説得し、お札に乗ってもらう。お札に乗ることによって、長年の辛く苦しい思いが嘘であったかのように一瞬にして消え、ワイオ理論を信じることができ、さらに銀18のお札の力によって、新しい時代創造に参加するエネルギーに変わっていくのである。今は目立たない人生を歩いている人々の中に、長く苦しい人生において獲得した高い能力を眠らせている方々が少なからずいることは間違いない。眠っている能力を再びよみがえらせて、皇の時代創造に参加して頂きたい。それは本体の御魂が最も強く望んでいることでもある。