ワイオ時事評論No.262 日本維新の会を原因の世界から見れば

 

橋下徹氏と松井一郎氏が、2015年11月に発足させたおおさか維新の会は、その後、日本維新の会として改名されたが、この政党として、大阪の行政改革において実に見事な結果を短期間に出した。大阪府の莫大な赤字体質を一気に黒字に変えてしまったのである。ここで重要なのは、増税は一切せずに、自らの給料、退職金を大幅にカット、身を切る形での、真に政治家、行政の責任者としてあっぱれ、見本となる実績を上げた事だ。

 

ところが、真に驚くべきことに、本来であればその実績が、マスメディアによって日本全国に大きく報道されなければならない重大情報であるにもかかわらず、日本国の行政改革の最も重要な情報を、日本のマスメディアは一切、情報として流さなかったのである。今さらではあるが、日本のマスメディアの悪しき正体が、ここでもはっきりと現れている。

 

この維新の会の実績を、全国の選挙民が知れば、維進の会は間違いなく、少なくとも野党第一党になるであろうに、残念な事である。ついでに言えば、他の野党の存在価値はもはや無に等しい。ただただ、政府与党に対する自らの政策なく、反安倍の声をあげているだけである。立憲民主党の辻元清美氏の事であるが、もし与党議員であったならば、マスメディアが連日、大々的に取り上げて、たちまち議員辞職に追い込む事となるであろう。何ゆえにそうならないのかは、次の機会にしたい。

 

話を本題に戻すと、それぞれの仕事、職業において、その職に対する必要な能力を持っている者が、その能力を活かす形で、仕事の成果が得られる形で、誰もが職に就かなければならない。特に国家の命運を担う国会議員となれば、その責任は限りなく重い。したがって選挙民は、国会議員としての能力はあるのか、国会議員の責任をしっかり自覚しての議員活動をしているのか否かを知って投票しなければならない。しかし、選択のための正しい情報は流されず、ただひたすら反安倍情報が流され、役目を果たしていない議員が、野党にも与党にも多数、存在している。

 

この議員としての能力とは、当然ながら学歴などではなく、資格や職歴でもない。その人の魂に、その能力があるか否かである。そして、その能力がいつでも発揮できる状態であるかが問題であり、さらに大事なことは、いかなる人生の価値観を持っているかである。これらの事は、原因の世界を見れば一目瞭然である。

 

これらの事を原因の世界から見た時にはっきり言える事は、現職の国会議員の80%は、その職にふさわしい能力がなく、ふさわしい目的意識もなく、そして、ふさわしい高い人生の価値観も持っていないのである。能力がないだけでなく、その言動は日本国にとってマイナスになる反日の言動をとっている者も少なくないのが現状であろう。野党、与党に関わらずである。そして、維新の議員を見て言えることは、他党に比べて、議員にふさわしい方々が相対的に一番多いのである。橋下、松井両氏の心意気を感じて、世界に誇れる日本創造に自分の能力を使いたいと集った方々であろう。都民ファーストに集った人々のように、ブームに乗って近寄ってきた者が全くいないとも言えないとは思うが。

 

さて、丸山穂高議員の事であるが、彼はやはり議員にふさわしい能力は持っている。問題の酒癖の悪い事による言動であるが、ワイオ理論によって原因を調べると、その原因は簡単な事であり、ワイオの力をもってすれば容易く原因を解消でき、二度とあのような問題を起こすことがないように変わることができる。単なる精神論の、深く反省するなどという事ではない。丸山議員に告げたい。議員の職に固執しないで、自分に最適な仕事がある事を知って頂きたい。議員は潔く辞して、今こそワイオ理論を学ぶ臥薪嘗胆の時である。ちなみにまもなく起こる天変地異に伴い、現国会議員の80%は入れ替えられることになる。

という事で、皆様方に申し上げたい。日本維新の会をみんなで支援していきましょう。できれば党員となって。今を生きる大人の責任を果たしましょう。