ワイオ時事評論No.269 思いやり外交ようやく

 

人物を正しく評価することは簡単ではない。死して後に正しく評価されることもあるし、縁の下の力持ちで、人知れず真っ当な人生を歩いた人も多数おられるであろう。名著、日本国紀に登場しているが、日本共産党に英雄として迎えられた野坂参三は、その後、裏切り者として除名された。金日成に勲章を授けられた日教組の槙枝元文。GHQに押し付けられた屈辱の憲法を、自己保身のため、正当と前言を変えた宮澤俊儀。天皇陛下から勲章をもらえることになったら、慌てて天皇否定の自著の証拠隠滅に走り回った横田喜三郎。大戦争犯罪の東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイは勲一等旭日大綬章を授与された。大東亜戦争は、戦争目的から判断すれば、見事に勝利したと言えるが、その後、マッカーサー、GHQによる7年間の言論統制、自虐史観教育によって本当に惨敗した。その憎むべき敵将に対し、マッカーサー神社を建てようなどの狂っているとしか思えない計画もあった。自国民を8000万人も殺しまくった毛沢東は、今も天安門に肖像画で掲げられている。

 

いずれにしても、その者、事、人に対して正しい情報が公に流されなければ、正当な判断は下されない。安倍総理に対する情報は、ほとんど反日日本人による情報なので、安倍総理は嫌い、人間性が信頼できないと悪く評価をする人が多いが、逆に、だから信頼できるとも言える。日本には昔から「お天道様が見ているぞ」の言葉がある。反日マスコミがいかにフェイクニュース、反安倍報道を流しても、神の目はごまかせない。その神々は安倍総理を高く評価しておられる。

 

さて、本題に入るが、この度、日本政府は、ようやく韓国に対して、はっきりと韓国の反省を促す外交処置を発表した。それはフッ化水素など三品目の輸出を、ホワイト国をやめて規制することにしたのである。三品目は、日本から輸入して、他国に不当に輸出していることが今まで続いており、最近さらにその量が増加していることが明らかになったからでもある。とにかく韓国は、大人としての当たり前の礼儀を知らない、いまだに子供の国である。日韓議連などの馴合いもあって、日韓問題が発生しても、再発を防ぐ、しっかりとした国家間の話し合いがおざなりになり、反省できず、大人になれない韓国は、とうとう日本人を本当に怒らせてしまった。要するに、最も近い隣国でありながら、一番嫌いな国になってきたのは、真に日本外交の責任であろう。韓国が大人になるために、しっかり反省するための外交をしないでここまできたために、韓国民は今や世界で最も嫌われる民族になってしまった。やはり人間も、国、民族も、深く後悔して反省しないと、精神的に成長しないのである。

評論家はもっともらしく、お互いに感情的にならずに冷静に話し合えなどと言うが、その繰り返しが現状なのだ。大人としての真の思いやりがあれば、もう一切、偽善者の言葉に耳を貸さずに、韓国が大人になるまで、この外交を続けて頂きたい。安倍総理でなければできない事である。ただし、忘れてはならないことは、朝鮮民族は、日本民族にとっての反面教師の役割を持っていた。闇があるからこそ、光はその輝きを増す。皇のルールになれば、朝鮮民族も光の世界に出てくる。