ワイオ時事評論No.271 地方分権

 

祖の時代のルールは、形で言えば三角形(ピラミッド)の時代である。家庭は父親(主人)が、企業は社長が、各種組織もそれぞれ長となる者を頂点にピラミッド型で、権限、権力をもって行使している。国の行政の仕組みも、世界的にも経済大国、軍事大国を頂点にして動いている。それは、祖のルールに基づいてピラミッドの形を造るエネルギーの働きの結果です。そして、軍事力も経済力も、物も人も、有る所に、居る所に、自然に集ってくる。これも祖のエネルギーの働きです。

 

しかし、皇のルールに変わると、祖とは逆に、無い所、居ない所に、エネルギーも物も人も拡散していきます。それぞれの心が、好きで、樂しく、自分の心が満足できる所で、自分の能力を発揮しようと働くのです。お金も、自分が働いて喜んでくれる人に寄って来るのです。

 

そして、天変地異の力によって、すべてのピラミッドの形は破壊され、消滅していきます。三角形から円(丸)の形に変わっていきます。それは、上下の関係、支配と支配される関係がなくなることでもあります。

 

さて、権力も、昔はすべての権力を独裁者が握っていましたが、立法権、行政権、司法権が分立となりました。皇のルールになると、なんと司法権がなくなり、立法権も次第に必要性が小さくなり、行政権も、日本国であれば、役人は全国で2000人ほどに少なくなり、権力とは言えなくなります。現在は東京に一極集中の状態でありますが、やがて日本列島は、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州の8ブロックに分かれて行政が行われるように予定されております。これは、日本維新の会の基本方針で言われていることですが、すでに原因の世界で準備が進められていることなのです。

 

地方分権(権力の分散)ということは、大きな権力の力で統治しなくても治めていける。軍事的にも経済的にも、守ってもらい、助けてもらわなくても、自分たちで充分やっていけるということです。それが、個人の自立、地域の自立、国家の自立として、維新の会が政治理念として挙げていることで、実は原因の世界で着々と準備が進められていることなのです。つまり、日本維新の会を陰から動かす力は、宇宙ルールが変わることを知っている方々の力が働いているということです。よく言われる「先見の明」の力がなければ、正しく、時代の変化に即した政策は立てられない。その意味において、維新の会は政党として、一番仕事ができる、期待してよい政党と言えます。

かといって、現実に党員がワイオ理論をしっかり学ばなければ、時代の変化に合わせた的確な政策を打ち出すことはできません。一日も早くワイオ理論を学んで、必要な政策を打ち出す準備をして頂きたい。すべての分野において大変革を余儀なくされることになります。これは、いかなる力をもってしても、決して止めることのできない、絶対的な力を持った宇宙ルールの変化による流れなのです。一日も早く、皇の流れに乗って頂きたい。