ワイオ時事評論No.291 魂の苦悩・無念

 

言葉としての魂は誰でも知っている。しかし、いかなる存在であるか、医学的、宗教的にも解明されてはいない。魂とは、肉体を持って、今の世で体験したことのすべてを記録とし存在させている記録の集合体であり、人間(顕在意識)が思ったり考えたりしているように、魂も思い考えて生きている存在である。繰り返す輪廻の中で、様々な精心的、肉体的、対人的、経済的体験が、すべて記録として保存され、その記録に基づいて、常に顕在意識とは別に思い考えながら、靈、靈体、幽体と共に、肉体(顕在意識)の思考と共に、人生を歩いている。

 

その魂の記録に基づいて、次の人生でどのような人生道を歩くかを、魂が自身の意志で、輪廻の次の人生を決めてスタートする。あの世から今の世へ出て、肉体を持ってスタートするにあたり、今の世に出ることを、畞魔(セマ)大王に申告する。そして、許可を得ることによってスタートできるのである。

 

魂は基本的には、常に、神・観音に向かって進化したいと願っている。その進化のために、次の人生では何を学べば良いかを思考し、畞魔大王に申告する。その時の申告を聞いている神が、「では、私がその学びに協力しよう」と申し出てくれるのが、御魂調べに記す親神である。そして、魂が学ぶ中には、身体障害者としての人生の学びもあり、妊娠して120日を経た身体障害の胎児を選んで、その身体(靈体)と繋がる魂もいる。したがって、堕胎をしても、魂が繋がる以前であれば、水子の供養は必要ない。もっとも、正しくは、魂が繋がって7歳までは、分類上、水子であり、水子はすべて観音さまがしっかり自然に連れ帰って、傷ついた心を癒してくれているので、基本的に人間界の供養は必要ないのである。

 

さて、魂を中心とする自主の心と顕在意識の自分の心が、一つにしっかり結ばれていれば、正しい判断によって正しい人生の道を歩くことができるのであるが、これまでの祖の時代は、自主と自分の心を引き離す様々なマイナスの力が働いている。自主が正しい判断をしても、自分に入った様々な悪しきエネルギーが働いて、本来の判断を狂わせるのである。

 

狂わせるマイナスエネルギーとは、狂わせて試練を与える闇の方々、怨みを晴らそうとする生霊、怨念、怨霊、精神的・肉体的・対人的・経済的マイナス記録、能力発揮を妨げる思凝霊、獅子身中の虫、足ることを知らないで果てしなく求め続ける下に心のついた慾のエネルギー、そして、今となっては役に立たなくなった多くの知識、常識などなど、実に多くのマイナスエネルギーが働いてきた。したがって、自主と自分の心が一つになることは、実に至難の事である。

 

日本民族に与えられた新しい皇の時代創造のリーダーとしての使命を果たすべく、日本神界においては、長い年月をかけて、いかなる妨害にも決して負けない、強い武士道精神を持った侍魂を育ててきたのである。そして今、祖から皇への宇宙のルールの変化の時を迎え、その侍魂がもっとも大きく働かなければならない時であるが、同時に、妨害エネルギーも強力に攻撃を仕掛けてくる。

 

具体的に言えば、ワイオを学び、時代を先駆けんとしている方々に対してはもちろんであるが、同じく、時代を先駆ける記録のある魂の方々にも、攻撃は執拗に繰り返されている。例えば、安倍総理に対しては、第一期の時は、わずか一年の間に総理としての見事な働きを見せてくれた。自民党歴代の総理の中で、最も期待を持たせてくれた。がゆえに、大きな期待を持って再登場した二期の頃から、強力な妨害エネルギーが働き出した。特に強く働いたのは、中国の闇とマイナスエネルギーが、獅子身中の虫となって強力に妨害してきたのである。安倍総理はもちろんのこと、菅官房長官、さらには自民党の国会議員、公明党はもとより、安倍内閣の獅子身中の虫であるし、多くの反日日本人、財界は、早くから金銭慾にからめとられ、中国に多数おしかけて、真に恥を知らぬ金儲けを行っている。そしてさらには、一年ほど前から、安倍総理、菅官房長官、塩崎恭治氏、下村博文氏の魂は、中国の闇によって封印され、一切、働けない状態にされてしまっていたのであった。

 

本当の自分である魂を中心とした自主の働きが、本来であれば、文字通り、自主的に働いて、自分をしっかりコントロールできるのであるが、その強い意志を持った魂が邪魔であるために、一切、働けないように封印したのである。ゆえに、安倍総理も親中政策をとらざるを得なくなってしまったのである。もちろん、中国の闇の方々、獅子身中の虫の方々には変身して頂き、御魂は封印解除した。

 

折しも、論語と算盤の渋沢栄一氏が一万円札に登場することになったが、ここまで武士道精心を失って、金銭慾に振り回されている恥を知らない日本の財界人を、渋沢栄一氏は草葉の陰で嘆いているであろう。日本人はここまで落ちてしまったのかと。

ちなみに渋沢栄一氏は、日本国の他多の佛龍さまとして、3年前から活躍しておられた。日本の資本主義経済の基礎を築かれた最大の功労者であるが、今また、皇の恵戝を築くために、佛龍さまとしてしっかり恵戝人を助けていく事になったのだ。おそらく諏訪湖龍宮神界の祝大龍王神のお手配と思う。さすがと思う。