世界の遺跡(90%)
「子孫に美田を残さず」は、西郷隆盛の名言として知る人は多い。子孫に遺産を残すことによって、とかく人は自立心を失う事になる。
「いつまで親のすねをかじっているのだ」の言葉もある。これらの言葉を教訓として生かしている人も国もあるのだが、この言葉の通りの人も国もある。世界の遺跡として、少し列挙すると、
・フランスのモンサンミシェル、ベルサイユ宮殿
・スペインのアントニ・ガウディの作品群、古都トレド
・トルコのイスタンブール歴史地域
・タイの古都アユタヤ
・カンボジアのアンコール
・中国の万里の長城
・イタリアのフィレンツェ歴史地区、ヴェネツィア、ローマ歴史地区、
ピサのドゥオーモ広場と、イタリアは多いが、これはコロナウイルスでイタリアの致死率が9%と高いことの要因の一つでもある。
・日本で言えば、京都の文化財、姫路城、法隆寺地域仏教建造物、日光の社寺、古都奈良の文化財、首里城など。ちなみに、城で残るのは愛知県の岡崎城くらいである。
・そして、博物館も消えていく。
つまり、まったく新しい精心文明創造において、遺跡などの古いものは参考にしない、古い物にとらわれないことの環境づくりの意味も大きいのである。