上志満講師は、私にとって、単に先生というよりも、一番の同志であり、過去世では何度も父と子の関係で過ごしたことがあったり、今世でも周りの方からも親子みたいだと言われることがよくあったくらい、とても大きな存在だった。親子げんかもよくしたけれど、絶対に嫌いになれない、大好きな人だった。
小笠原先生がおろして下さったこの理論を伝える方が他にも何人もおられる中、私はたまたま上志満講師のワイオと出会い、それ以来、ずっと講師のもとで学んできた。たまたまと書いたが、過去世からの深いご縁による結果であることは疑いようがない。そして、私はやはりこの場所でなければいけなかったのだと思う。
生きる意味を見つけられなかった私に、生きる意味や楽しさを教えてくれたのがこの理論であり、上志満講師だった。そして、私の魂さんの持つ能力も、講師のもとでなければ、きっとまだ開花していなかった。
実は、私はすでに、今回の人生でのもともとの寿命は切れているが、見えない世界で接ぎ木というものをして頂いたおかげで、今もまだ息をしている。
私が他の生き方をしていたら、もしかしたらもう今頃はこの世にはいなかったかもしれないとも思う。
今まで、大好きな祖父母が他界した時でもご飯は普通に食べられたのだが、講師の他界後はご飯があまり食べられなくなった。しかし、初七日過ぎると、その状態もなくなり、また普通に食べられるようになった。七日、七日で、区切り、整理をつけていくというのは本当なんだなと思った。
これから紹介するのは、そんな私が何日も泣いてばかりいた時に受け取ったメッセージである。泣いていると、顔が何度も、ニコ、ニコっと、笑顔の花が咲いているかのように、ニコマークのようになった。
笑顔について話してくれた方 R3.3.11
悲しみの反対側にあるものをつくりだすということができると思います。
先程からあなたに伝えようとしているのは、笑顔のつくり方を教えながら、一緒に笑ってほしくて、信号を送りました。
笑顔になることを忘れがちな方々も多いのですが、本当に真っ暗の中、生きている心地さえない時には、笑顔さえ浮かべるのも困難でありますが、人が笑うと、笑うことで神経も緩みます。和らいだ状態で心がほぐれやすくなります。悲しい時には、思い切り泣いてあげることで、心が落ち着きを取り戻すこともありますが、最後にはニコっと笑顔を一つつくる習慣で終えることができれば、心の中の悲しみも、少しずつではありながらも、和らいでいくように思います。
自然と笑うことができれば一番いいのですが、笑顔をつくることを少し意識されてみてもいいのではないでしょうか。悲しみに染まり過ぎず、取り入れ過ぎず、中立を保つ。心のアンバランスをそのような方法で回避することもできますので、ぜひとも心がけてみて下さいませ。
悲しみを深く知っていればこそ、伝わるものが必ずありますから、その反対側にある多くの喜びもまた味わうことができるのであります。深い悲しみを知る人ほど、多くの喜びが待っております。そのためにも、笑顔をつくること、忘れずにいて下さいませ。無理にではありませんよ。少し意識するだけでも違ってくると思います。
今日ここにいて、息を吸えて、周りに多くの方々の支えがありながら、今を生きることができるということだけでも、本当はありがたいことなのです。それだけでも喜ばしいことなのです。通過していく悲しみの感情に浸り過ぎることなく、過ごしてまいりましょうか。いつでも助けになりたいと思います。お願い致します。