人間の心がつくりだした闇さん

闇の方と言うと、自分の外側に存在する方という認識であったが、自分の心が生み出した闇さんも存在するということが分かった。その時のやりとりを紹介したいと思う。

 

闇 まさに人間の心がつくりだした闇です。色んな形があります。妬みもその一つでしょう。憎む心、改めなければいけないと分かっていても尚、続けてしまう。その思いがどんどんと膨らみを増し、次第に大きな固まりとなっていきます。自らの心の在りようで、いくらでも闇を生み出すこともできるのです。なにも、外から来るものばかりが闇ではない。己の中に、心の中で生み出したものがあると思う。ある人もいるだろう。心に嘘をつくことはよくない。自分をごまかし、嘘で固める。偽ることになる。それがまた自分を苦しめるのだ。それもまた一つの闇でもある。心を覆い隠し、生きてこなければならなかったのだが、覆い隠すと言っても、鎧のように、ガードのように使いこなしてきた方もいるが、自分の心を嘘で塗りたくって固めてしまう者もいた。どんなに醜い心とて、それは意味を持つ。意味があって存在してきたのだ。だから、すべてをいったん受け入れる。受けとめる。そうでなければ、前へと進めない。休むに休めない。向き合おうとすることは大変なことだが、何も無駄はない。誰が一番、己のことを理解すべきか。それは自分自身である。他者の理解はどうでもよいのだ。分かったかな。

 

K 自分がつくりだした闇の方々に対して、何か、お札なり、必要なこと、できることがあるのであれば教えて下さい。

 

闇 そうだな~。まずは自分を鏡としてしっかりと見ることだ。それからの話だ。何でもお札で簡単に片づけようとするのはよくないぞ。学びが足らぬと思えば、もう一度また、同じようなことが起きるのだ。何度でもやってくるぞ。気づくのが先だ。己の腑に落とせ。まずはそこからだ。

 

K はい。よく分かりました。アドバイス、メッセージありがとうございました。

 

※ここで、人間の心がつくった闇の固まりさん本人が登場された。

 

K また肩がどっしり重たいのですが。

 

固 凝り固まっていて身動きが取れないようだ。

 

K 先程の話に出た、固まりになったという、その方でしょうか?

 

固 そうだ。

 

K 人がつくりだした闇の固まりさんという事でしょうか?

 

固 人が生み出したものである。人の心が生み出した闇の固まりがごろごろある。眠っている。人の心の中にも眠っておる。

 

K それを自分の心の中から出すなり、変身して頂くなり、やはり何らかの対処をした方がよいということでしょうか?

 

固 そうだな~。そうすれば楽になると思う。自分でつくりだしたものであっても手に負えなくなる。ずいぶんと固まりが大きいものがあれば、やはりこれから生き方を変えるのが難しいとも思う。人によって差はある。それぞれ、どんなものを抱えながら生きてきたのかによって異なると思う。

 

K 必要なことを教えて頂き、ありがとうございました。それをまた皆で確認していき、対処していくことが必要という事ですね?

 

固 そうしてもらえればよいと思う。

 

K 分かりました。ありがとうございます。また向き合っていこうと思います。ちなみに私の場合は…

 

固 一つだけあるようだ。心の奥の方にまだ眠っておるのがある。

 

K 眠っているというのはどうしてなのでしょうか?

 

固 自ら、もう必要としないという事で眠らせたのだと思うが、まだしっかりとは休んではいないので、休ませてあげるとよいと思う。

 

K 分かりました。これはどのように書けばいいでしょうか?私の中にある己でつくりだした闇の固まりさんということでよろしいのでしょうか?

 

固 それでよいと思う。

 

K 分かりました。やってみようと思います。それでは、私の奥にある、己でつくりだした闇の固まりさん、一つだけあるという事なのですが、お言葉頂けますか?

 

固 ずっと眠っていた。しばらくは働いたと思うけど、眠っていた。

 

K あなたが目覚めると、どのようなことになったのでしょうか?

 

固 己の心に手がつけられず、振り回される人生だと思う。

 

K あなたさまは休もうというお気持ちになられていますか?

 

固 はい。休もうと思う。

 

K お札の種類は…

 

固 17がいいと思う。

 

K 私の中の己でつくりだした闇の固まりさんということでよろしいですか?

 

固 はい。乗れると思う。

 

K では、お願い致します。ありがとうございます。

 

*「Kの中にある己でつくりだした闇の固まりさん」黒17、2枚

 

※この時は、光の小槌や杖を使用してみた。固まりが一個だが二枚なので、大きな固まりだったのではないかと思う。

※固まりの数や大きさ、お札の必要枚数は個人差がある。お札を用意しただけでは乗れないケースや、思凝霊さんが出てきてお札に乗ることを止めたケースもあった。