御魂のふりをする存在

自分では、御魂さんから答えを受け取っていると思っていても、実はそうではないということがある。

 

何かに対して、顕在本人の望みや思いが強く働く場合には、答えや判断が、それらの影響を受けたり、狂わされたりすることもある。正確に言えば、この顕在本人に影響を与えている、他の思凝霊方々の存在も関わってはくると思うが。

この場合は、顕在本人(あるいは思凝霊方々)の願いや思いがもとになって、たとえば闇の方や闇のエネルギーさんなどが引き寄せられ、その状況をつくりだしているという可能性も考えられる。顕在本人(あるいは思凝霊方々)にとって、その方が都合がよいからだ。

 

しかし、そうではなく、顕在本人は、純粋に御魂さまの思いに沿おうとしたものの、そのことを止めよう、阻止しようとする闇の方や闇のエネルギーさんなどが、その顕在本人の御魂さまのふりをして顕在本人を騙し、その結果、その顕在意識から「御魂を怨む思い」であったり、「御魂に裏切られた思い」であったりが生まれてしまったというケースも、複数、確認ができた。

 

その事実に、驚きはしたものの、これまでは、うそとごまかしのルールがしっかりと働いていたので、そのようなことがあったとしても、確かに不思議ではない。闇の方としては、まさにルールに則ったまでということであろう。こうした経験を経るからこそ、何が真実かを見極めようとする感覚が養われるということもあるのかもしれない。

 

長年、誤解をされたままでおられた御魂さまも、ようやく今世において誤解が解け、濡れ衣も晴らされ、何よりも、そのことによって、長い間、御魂さまの声が届かぬようになってしまっていた思凝霊方々に、ようやく、久しぶりに、御魂さまの声が届くようになった。

 

祖のルールが働いたゆえに起きた悲劇ではあるが、その後も、何度かの輪廻を繰り返し、顕在本人も、御魂さまも、たくましくなられたであろう。成長もされたであろう。今であれば、今だからこそ、すべての誤解を解き、もう一度、互いに歩み寄り、心を一つに再出発をする。そのことが可能なのである。